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朝のうち曇りのち晴れの東京です。
そんな今日は朝から資料作成、下落合のOBオーナー様とお電話、その後町田市中区計画の現場視察など。
午後は横浜市青葉区のお客様宅訪問、お打ち合わせありがとうございます。帰社後は電気屋さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応など。夕方は新橋の不動産会社さんと電話、瑕疵担保保険会社さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、蓮根リノベ検討、文京区向丘計画検討、ミーティングなど。
木枯らし1号が吹いたそうです。どおりで高速道路の走行が怖かったです。
ではこちら。
計画7階、できたら9階に 違法マンション改築せず入居
本来ならば確認申請を取得した建物が設計通りに造られていることを検査し、検査済み証を取得してからでなければ、建物を使用することは出来ないはずですが、そこもまったくルールを無視して入居者を募集し、現に入居させてしまっているということ。
これはあまりにも悪質で計画的な犯行と言わざるを得ない事件だと思います。
市では建築主に対して、建築基準法に基づき是正を命じたということですが、建築主も違法建築と認めたものの、改築や是正をしないままだったということですし、さらに、なんとその後に所有権が兵庫県内の女性に移転されているということです。
もちろん市では改めてこの女性に是正を命じたそうですが、なんかそのままおとがめ無しということになりはしないか、建築主の責任は当然として設計者や施工者の責任も明らかにして欲しいところです。
一応市としては現状の正確な図面の提出を女性に求めているそうで、同法違反容疑で刑事告発も検討しているということですが、これは投資とは言えませんね。
そういえば、一昨日のニュースでも気になるものがありました。
一級建築士 建築基準法“適合証明”偽造か
なるほど。
こちらは確認済証の偽造が発覚して逮捕につながったということ。
なんでそんなことするかな〜という感じですが、容疑者は既存の手持ち確認済証をコピーし、文字を切り貼りするなどして偽造していたということで、「納期が迫っていて間に合わないからやった」などと話し、容疑を認めているそうです。
まったく言い訳になっていませんが、一級建築士という建物の設計を行っている者の、立場の弱さが露呈してしまったように思います。
もちろん、設計という仕事は非常に責任の重い仕事で、その資格所持者には品位の保持と業務に関する法令と実務に精通すること、建築物の質の向上に寄与し、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない、と法律で決められているんです。
当然この事件も違法であることに違いありませんし、国民の生命と財産が危険にさらされていたとすれば、より重大な問題です。
しかし、この容疑者のメリットは何かというと、納期に対するごまかしで自分の保身を図る、これ以外に直接的なメリットはないでしょう。多くの社会的制裁や経済的打撃を受け、逮捕されるほどのメリットがある行為とは思えません。
一方で違法マンションの建築主は、おおよそ金銭的なメリットを享受していることが想像出来ますし、それでもなお逮捕されることもなく済んでいるということに、疑問を感じてしまいます。
投資をして利潤を得ることは立派な経済活動ですが、立場を利用して弱いものから搾取したり、取得に数十年を要するような技術や知識を単に安価で求めることは、とても倫理観のあることとは思えませんし、負の連鎖につながることは容易に想像できると思います。
建築業界はもとより、日本全体がより良い進化と成熟をしていくよう、業務に努めていきたいと思います。
合法的にオーナーの利益を追求するなら、是RCdesignまでお気軽にご相談ください。
それでは。
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朝のうち曇りのち晴れの東京です。
そんな今日は朝から資料作成、下落合のOBオーナー様とお電話、その後町田市中区計画の現場視察など。
午後は横浜市青葉区のお客様宅訪問、お打ち合わせありがとうございます。帰社後は電気屋さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応など。夕方は新橋の不動産会社さんと電話、瑕疵担保保険会社さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、蓮根リノベ検討、文京区向丘計画検討、ミーティングなど。
木枯らし1号が吹いたそうです。どおりで高速道路の走行が怖かったです。
ではこちら。
計画7階、できたら9階に 違法マンション改築せず入居
大阪府池田市は8日、市内の賃貸マンション1棟が建築基準法に違反して建てられ、所有者が再三の是正命令にも従わないとして、マンションの玄関付近に命令の公告書を掲示して入居者に知らせた。建築確認申請では7階建てだったが、9階建てで完成。完了検査を受けないまま、約20世帯が入居しているという。
市審査指導課によると、マンションは市中心部にある「マテリアル菅原」。建築会社を経営する男性が建築主となり、2012年に建てた。民間の指定検査機関に提出された建築確認申請書類などでは、7階建てのワンルーム24戸となっていたが、同年夏にできた建物は9階建てだった。この土地の場合、敷地面積に対する延べ床面積の割合「容積率」の上限は240%で、7階建てが限度。検査機関は市に連絡し、検査済み証を交付しなかった。
2016年11月9日 10時24分 朝日新聞デジタル
なるほど。
これはちょっとビックリなニュースですね。こんなことがいまだにまかり通るとは、まったく信じられません。
2016年11月9日 10時24分 朝日新聞デジタル
なるほど。
これはちょっとビックリなニュースですね。こんなことがいまだにまかり通るとは、まったく信じられません。
本来ならば確認申請を取得した建物が設計通りに造られていることを検査し、検査済み証を取得してからでなければ、建物を使用することは出来ないはずですが、そこもまったくルールを無視して入居者を募集し、現に入居させてしまっているということ。
これはあまりにも悪質で計画的な犯行と言わざるを得ない事件だと思います。
市では建築主に対して、建築基準法に基づき是正を命じたということですが、建築主も違法建築と認めたものの、改築や是正をしないままだったということですし、さらに、なんとその後に所有権が兵庫県内の女性に移転されているということです。
もちろん市では改めてこの女性に是正を命じたそうですが、なんかそのままおとがめ無しということになりはしないか、建築主の責任は当然として設計者や施工者の責任も明らかにして欲しいところです。
一応市としては現状の正確な図面の提出を女性に求めているそうで、同法違反容疑で刑事告発も検討しているということですが、これは投資とは言えませんね。
そういえば、一昨日のニュースでも気になるものがありました。
一級建築士 建築基準法“適合証明”偽造か
新築する建物が建築基準法に適合していることを証明する書類を偽造したとして、一級建築士の男が逮捕された。
逮捕されたのは神奈川・相模原市の一級建築士・金井美紀夫容疑者(39)。警視庁によると、金井容疑者は去年10月頃、東京・練馬区に建築する予定の民家について、建築基準法に適合していることを示す確認済証を偽造して、施工主の建設会社に提出した疑いが持たれている。去年12月、金井容疑者が確認済証の作成に関わった別の建物を自治体が調査したところ偽造が発覚したため、警視庁が捜査を進めていた。
2016年11月7日 21時4分 日テレNEWS24なるほど。
こちらは確認済証の偽造が発覚して逮捕につながったということ。
なんでそんなことするかな〜という感じですが、容疑者は既存の手持ち確認済証をコピーし、文字を切り貼りするなどして偽造していたということで、「納期が迫っていて間に合わないからやった」などと話し、容疑を認めているそうです。
まったく言い訳になっていませんが、一級建築士という建物の設計を行っている者の、立場の弱さが露呈してしまったように思います。
もちろん、設計という仕事は非常に責任の重い仕事で、その資格所持者には品位の保持と業務に関する法令と実務に精通すること、建築物の質の向上に寄与し、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない、と法律で決められているんです。
当然この事件も違法であることに違いありませんし、国民の生命と財産が危険にさらされていたとすれば、より重大な問題です。
しかし、この容疑者のメリットは何かというと、納期に対するごまかしで自分の保身を図る、これ以外に直接的なメリットはないでしょう。多くの社会的制裁や経済的打撃を受け、逮捕されるほどのメリットがある行為とは思えません。
一方で違法マンションの建築主は、おおよそ金銭的なメリットを享受していることが想像出来ますし、それでもなお逮捕されることもなく済んでいるということに、疑問を感じてしまいます。
投資をして利潤を得ることは立派な経済活動ですが、立場を利用して弱いものから搾取したり、取得に数十年を要するような技術や知識を単に安価で求めることは、とても倫理観のあることとは思えませんし、負の連鎖につながることは容易に想像できると思います。
建築業界はもとより、日本全体がより良い進化と成熟をしていくよう、業務に努めていきたいと思います。
合法的にオーナーの利益を追求するなら、是RCdesignまでお気軽にご相談ください。
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