環境に優しい家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れ所により雨の東京です。

そんな今日は朝から書類作成、大工さんと電話、材料屋さんと電話、サッシ屋さんと電話、関連不動産会社社長と電話、世田谷区太子堂計画検討、出版社さんと電話、文京区白山計画のお客様とお電話、資料作成など。

午後は中野区本町計画検討、資料作成、お問合せ対応、社労士さんと電話、書類作成、文京区本郷計画検討、見積作成、出版社さんと電話、渋谷区の不動産会社さんと電話、世田谷区成城計画検討など。夕方は目黒区原町計画検討、台東区蔵前計画検討、世田谷区新町計画検討、ミーティングなど。

セミの声が聞こえないのもちょっと寂しいですね。

ではこちら。

「電力不足」は日本だけではない…脱原発と再エネ普及のやりすぎで苦しむドイツという反面教師

「ガスは不足物資になった」。6月23日、ハーベック経済・気候保護相(緑の党)は苦渋に満ちた表情でそう宣言して、ガス非常警報のレベルを3段階の2に引き上げた。

しかし実際問題として、ドイツはガスに多くを依存している。産業界はもちろん、世帯の半数はガス暖房だ。寒いドイツのこと、冬にガスが切れれば人命に関わる。

そう。だからこそ、貴重なガスを発電に使っている場合ではない。「ガス火力での発電は早急に縮小しなければならない」とハーベック氏。ガスは節約して、なるべく備蓄に回す。
2022年7月5日 15時15分 プレジデントオンライン

なるほど。

ここ10年くらいでは、ドイツの環境先進国ぶりが鮮明になってきたと思いますが、ここにきて矛盾を感じることも増えてきたり、結果的にドイツ国民の皆さんにとって、より良い状況になっているかというと、決してそうではないように思います。

以前から脱原発を進めていましたので、当然再生可能エネルギーの確保を進めていたところだと思いますが、そんなドイツでさえ現状は電力不足に苦しんでいるということですし、発電のために必要だったガスについてもまた、戦争の影響から不足物資となったようです。

そこで考えられたのが、待機させてあった石炭火力発電所を稼働させると言うものだったとか。もちろん、ここには褐炭も含まれるそうですが、これが質が悪いため、石炭より多くCO2を排出するドイツの国産炭だそうです。ちなみにドイツはこれをたくさん燃やしているため、CO2の排出をなかなか減らせないんですね。本末転倒とはこういうことでしょう。

記事の著者によれば、現在の状況はドイツが原発と石炭火力の両方を同時に縮小し、その代わりに不安定な再エネを急激に増やし、それによって引き起こされていた多くの不都合を無視し、ロシアのガスにすべてを託し、「エネルギー転換」という砂上の楼閣に向かって突進していたからではないか。書かれていました。

すでに数年前から、有識者の間では電力不足とブラックアウトの危険は囁かれていたそうですので、わかっていたけど止められない、という状態だったのかもしれませんね。

記事にもありましたが、事実としてドイツが自慢し、日本が真似ようとしていた「エネルギー転換」政策は、巨大な負担を国民に強いているのが現状です。

再エネ業者の利益の多くは、「再エネ賦課金」という名で電気代に乗せられているので、隠れた税金のように、逃げ場のない全国民を直撃し、ドイツの電気代は今やEUで一番高くなっています。これはまさに今の日本も同じ状況になっていますね。

もちろん環境は大事だし、クリーンなエネルギーが良いですし、再生可能で循環する社会が理想ですので、それに向けて努力を続けていかなくてはいけません。

そのために、きっと役に立てるのがRC住宅だと思っています。

それでは。

今日もありがとうございます。


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