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くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から渋谷区計画検討、資料作成、見積作成、来客面談、渋谷区南青山計画検討、資材メーカーさんと電話、日野市計画検討、建材メーカーさんと電話、お問い合わせ対応など。

午後からは西日暮里方面へ、お客様と打ち合わせ、その後現場視察など。帰社後は設備屋さん来社打ち合わせなど。夕方は社労士さんと電話、久喜計画検討、書類作成、ミーティングなど。

朝晩はちょっと手がしびれます。

ではこちら。

正殿内で火災、漆塗りが燃焼速めたか 那覇市消防が見方

那覇市の首里城の正殿などが焼けた火災で、市消防局は31日、正殿が木造の漆塗りであったことが燃焼速度を速めた要因になった可能性があるとの見方を示した。

当時、北から風速2〜3メートルの風があって一気に北殿や南殿などに延焼したという。

市消防局によると、正殿内で火災が発生。漆塗りの木は燃え出すと消えにくく、燃焼速度が速まった可能性があるという。

さらに、建物が燃えると発生する放射熱により、北殿と南殿の木造部分が熱せられて燃え始め、燃え広がった、と消防はみている。
2019年10月31日 15時22分 朝日新聞デジタル

なるほど。

朝から衝撃的なニュースで、言葉を失った方も多かったのではないでしょうか。

沖縄の首里城は、朱の瓦が美しい中国の王宮風の建築に、日本の城郭に見られる唐破風(からはふ)屋根を付けた意匠で、両国の文化を取り入れた琉球文化の象徴となっており、戦前には正殿が国宝に指定されていました。

先の戦争における沖縄戦によって焼失してしまい、30年に及ぶ復元工事を今年1月に終えたばかりだったということですので、沖縄の方達のお気持ちを思うと本当に心が痛みます。

残念ながら私個人的には拝見することが出来ないままでしたので、もっと早く訪れておけばよかったと、後悔しています。

沖縄では、建築物の多くがすでにRC(鉄筋コンクリート)造になっていて、そのシェアは90%前後にもなっていると思いますが、やはり歴史的建造物だけは木造で残されていたんですね。

もしかすると、木造が火に弱いということを忘れてしまっていたとか、また具体的な防火及び消火対策などが足りていなかったのかもしれません。

城跡が世界遺産に登録されている首里城では、登録対象は敷地内に残る石垣などの遺構で、今回焼失した建物ではないということから、ただちに登録取り消しという話にはならないということですので、そこはちょっと安心しました。

詳細な原因や被害状況などは、これからの調査結果を待ちたいと思いますが、この被害はもちろん日本全体として受け止めて、国を挙げて復旧に取り組み、30年と言わず一日も早い復元を行って欲しいと思います。

そうだ、沖縄に行こう。

それでは。

今日もありがとうございます。


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