冬も安全な家を建てるならRCdesign

晴れの東京は寒いです。

そんな今日は朝から書類作成、大田区田園調布計画検討、図面作成、お客様とお電話、世田谷区新町計画のお客様とお電話、賃貸管理業務、杉並区今川計画検討、構造担当と協議、お問い合わせ対応など。

午後からは渋谷区西原計画の現場へ、お客様と打ち合わせなど、帰社後は図面作成、目黒区駒場計画検討、資料作成、商社さん来社打ち合わせなど。夕方は資料作成、西原計画検討、ミーティングなど。

朝にはご近所の車が凍っていました。

ではこちら。

高齢者の入浴を襲う「ヒートショック」の対策法

本格的な冬の訪れで気を付けたいのが、高齢者の入浴中の事故だ。消費者庁は、冬に多発する高齢者の入浴中の事故について、注意を呼びかけている。

高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数は、年間に7000人程度発生している。「不慮の溺死及び溺水」のうち、家や居住施設の浴槽での死亡者数、つまり入浴中の急死者数が7割を占めており、2011年(平成23年)以降、交通事故による死亡者数を上回っている。
2020年12月17日 10時0分 東洋経済オンライン

なるほど。

いよいよ寒さが本番になって参りましたが、そうなると記事にあったように、高齢者の事故が増えてしまうのが、残念ながら日本の現状です。

毎年冬のシーズンには何度かお伝えしていますが、まだまだ国民全体の意識としては、どこかひと事と思われているのではないでしょうか。

記事にもあったように、年間おおよそ5000人もの方が、家の中で入浴中に命を落とされているわけです。

死者数の数を比べるというのは好きではありませんが、その数字だけを見れば交通事故よりも多いとか、今の時代コロナウイルスでの数字と比べるとその大きさに驚きます。

本来なら感染症よりも確実に対策をとることが出来ると思いますし、守ることができたとすれば、本当に残念で仕方ありません。

まずは記事にもあった、高齢者の入浴事故を予防するために、消費者庁では次の6点を呼びかけていますので、必ずチェックしてください。

(1)入浴前に脱衣室や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
(6)入浴する前に同居者に一声かけて、見回ってもらいましょう。

いずれも特に難しいものではないと思いますので、今日から是非実践してください。

また、入浴中の事故死が気温の低い冬場に急増する主な原因は「ヒートショック」と言われていることは、皆さんご存知だと思います。このヒートショックとは、温度の急激な変化が身体に与えるショックのことです。急激な寒暖差で血圧が乱高下することによって、脳出血や失神などの症状が発症しやすくなるといわれています。

これは秋口にもお伝えしましたが、高齢者と同居している家族は、浴室や脱衣室の室温が寒くないか確認したり、入浴時間が長いと感じたら声をかけたりなど、手助けをすることがオススメです。日本気象協会の「ヒートショック予報」をチェックして、注意を促すというのも良いと思います。



また、記事によれば高齢者にとって冬に危険なことは、入浴中だけではないとして、消費者庁では、3大事故として、次の3つを挙げています。

・転倒や転落
・誤嚥等の不慮の窒息
・不慮の溺死や溺水

家庭内の転倒や転落の予防は、住まいの段差などをなくしてバリアフリーにすることが基本ですが、まだまだ古い住宅も多い中では、対策が必要な場合もあるでしょう。

これからお正月になると、お餅を食べる機会が増えることもあり、毎年お餅をのどに詰まらせる窒息事故がニュースになりますね。お餅を小さく切って調理したり、食べるときには先に汁物を飲むように勧めたりすることも大切です。

住まいの中で発生する事故を1件でも少なく出来るように、安全で快適な住まいをオススメしたいと思っています。是非RC住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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