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晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から世田谷区代沢の現場視察、その後奥沢6丁目現場調査、板橋区徳丸6丁目でコンクリート打設、帰社後は品川区旗の台計画検討、資料作成など。

午後は見積チェック、板橋区坂下計画のお客様に書類お届け、帰社後は徳丸計画検討、見積作成、小金井計画検討、練馬区田柄計画検討、ご近所のお客様来社打ち合わせなど。夕方は練馬の不動産会社さん来社打ち合わせ、渋谷区神宮前計画検討、ミーティングなど。

おっと、本日は2月最初の土曜日でしたね。冬のレジャーにお出かけの方もいらっしゃることでしょう。それでは恒例の家づくり講座第234回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

いろんな業者のホームページや広告を見ていると、その業者がどこに力を入れているかがよくわかります。ローコスト、健康、エコ、耐震性など、それぞれにアピールポイントがありますね。

これから家を建てたい人にしてみれば、災害に強くて省エネで、自然素材を使った体にいい家を、とことん安い金額で建てられたらベストなのでしょうが、それはなかなか難しい注文ですよね。

ところで、私は「家づくりとは家族が安全に、より幸せに暮らすために行うもの」と考えています。

そのために最低限必要な条件は「家族が安全で快適に暮らせること」だと思うんです。

災害はいつ発生するかわかりませんし、ご近所から出火するかもしれません。どんなことがあっても、家族を守れる家というのが最低条件になると思います。 

以前、シックハウスが大問題になった時期がありました。今でも、シックハウス問題が完全に無くなったわけではありませんよね。

ですから、あなたが家族の健康を守りたいのなら、その業者がどんな建築部材を使うのかを、きちんと調べてください。さらに家の正しい使い方をしっかりと説明してくれる業者を探しましょう。

規制の範囲内で化学物質を使っている建材で家づくりをしているのか、自然素材の比率を多めにして家づくりをしているのか。それとも全てが自然素材なのか。

自然素材といっても、ある程度加工しているものもあります。加工していると、その素材の能力が損なわれることもあります。

木造住宅の場合などは特に調湿能力が気になるかも。調湿能力は、結露やカビから家族を守るためにも大切ですが木の家を傷みにくくするためにも大切な能力です。

建材を乾燥させる過程によっても調湿能力は変わるので、素材にこだわる業者は、そういった点もしっかりチェックして木材を購入しています。

そうそう、ちょっと前に流行った珪藻土も、塗る厚さによってはその能力を最大限に発揮できないこともあります。薄く塗っただけの珪藻土は気休めにもなりません。それに、珪藻土の下地も気になります。下地は自然素材で無いケースが多いですから。

このように、家づくりで隠れてしまう部分は、あなたが後で確認することはできません。業者を信じるしかありません。ただ、やっかいなことに、建材メーカーの説明をうのみにして、本物ではないものを本物の自然素材だと信じて使う業者もいるとか。

建材をチェックする作業は、間取りや外観を決める作業と違ってとても地味な作業です。だから、もしかするとあなたにはそれほどこだわりを持てない部分かもしれません。

「国の基準をクリアしてるんだったら、それでいいよ」と思っているかもしれません。ですが、家族の健康を守りたいなら、そこは大切なチェックポイントです。

合成着色料と合成保存料を使って、見た目がきれいで長持ちする食品は体に良いとは思えません。

見た目が素朴で賞味期限が短いものでも、素材や品質を重視して作られた食品は、あなたの健康に役立ちます。

日本人の好きな何々風というと、ぱっと見はそっくりで本物のように見えるけど、中身は違うもの。でも割安ならそれで良いという価値観。それが生命に関係無いものなら、時にはいいかもしれません。

しかし、家族の安全と快適、健康がかかっているとなると、そこは本物を使っておきたいと思うもの。 

家づくりも同じだと思いませんか?

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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