東京でコンクリート住宅を建てるならRCdesign

晴れのちくもりの東京です。

そんな今日は朝から法務局と税務署へ書類受け取りに、その後氷川町のOBオーナー様宅訪問、現調と打ち合わせなど、ありがとうございます。帰社後は板橋区双葉町計画のお客様とお電話、資料作成、メーカーさんと電話、お問合せ対応など。

午後は文京区根津計画検討、商社さんと電話、地盤調査会社さんと電話、資料作成、葛飾区新小岩計画検討、中野区大和町計画検討、図面作成など。夕方は事務組合さんと電話、書類作成、不動産会社さんと電話、お問合せ対応、ミーティングなど。

ここにきてようやくサッカーワールドカップの雰囲気が盛り上がってきました。

ではこちら。

未来都市の景観はこうなる?世界初の3Dプリント・コンクリート住宅の建築計画が発動

オランダの北ブラバント州、アイントホーフェンの郊外で、世界初の試みとなる3Dプリントによるコンクリート住宅の建築計画『Project Milestone(プロジェクト・マイルストーン)』がスタートした。

完成予想イラストを見ると、ころんとした曲線で構成された建物が、これまでのコンクリート建築とは一線を画する新技術の導入を予感させる。未来的でありながら、どことなくおとぎ話にでも登場しそうな外観が面白い。
2018年6月4日 21時30分 DIGIMONO!

なるほど。

これはなかなか興味深い記事ですが、世界に目を向けてみると、結構いろいろな地域で3Dプリント技術を応用した建築の開発が進んでいるんですね。

ここでも何度か紹介した記憶がありますが、確か最初に取り上げたのはもう5年以上前のことだったと思いますので、少しは進歩しているのでしょうか。

このProject Milestone(プロジェクト・マイルストーン)と呼ばれるプロジェクトは、調べによると、アイントホーフェン地区に実際に居住可能な3Dプリント住宅を建設することを目的としているそうです。

そこに参加しているのは、アイントホーフェン工科大学、建設会社 Van Wijnen、不動産管理会社 Vesteda、材料会社 Saint-Gobain Weber Beamix、エンジニアリング会社 Witteveen + Bosから構成された3Dプリンティングコミュニティによって運営されるということ。

計画では5つの異なるデザインで、3Dプリント住宅を建設する予定だそうですが、5つの建物の内、最初のひとつは平屋の建物で、大学の敷地内に建設されるということ。

残り4棟については徐々に建設規模を拡大し、最終的には3階建ての住宅が建設される予定で、2019年半ばより入居可能となる計画です。

project-milestone-five-3d-printed-homes-1早速画像を拝借して参りましたが、少々小さくて申し訳ございません。

確かにこの完成予想図を拝見すると、曲線を多用した建物で、未来的な感じもしますし、おとぎ話的でもあり、コンクリート造とは思えない外観ですね。

記事に書かれていたコンクリート建築物を3Dプリントで作るメリットとしては、建築デザインの自由度を高めてくれることや、必要なコンクリート量が削減でき、資源の消費を軽減できること。さらに温室効果ガスの削減や、多くの重労働から解放されるなどと書かれていました。

ここで少々疑問なのが、この建物がコンクリートのみで造られているのではないかということ。

もしかすると、地震の発生が全く無い地域で、かつ建物に求められる安全性や強度に関して、基準が定められていないか、非常に緩いのかもしれません。

と言うのも、コンクリートだけでは建築の構造体としては少々心許なく、現代の技術ではコンクリートの中に鉄筋を入れて補強した、鉄筋コンクリート(てっきんコンクリート、reinforced concrete, RC)造が、強度的には一番安心です。

記事にもありましたが、今回の計画地のような運河や豊かな自然環境のエリアに建てられ、まるで彫刻作品のようにも見える様は、画一的なデザインの住宅が密集する日本の都市圏と比較すると、確かに羨ましい生活環境です。

弊社では、オーナー様のライフスタイルを反映した、完全オリジナルな住まいをRC(鉄筋コンクリート)造で実現しています。是非お気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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