東京でエコな家を建てるならRCdesign

快晴になった秋の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、 蓮根の不動産会社さんと電話、賃貸管理、ガス会社さんと電話、信用金庫さん来社、お問い合わせ対応、新宿区百人町計画検討、図面作成など。

午後は図面作成、提携会社さんと電話、資料作成、上板橋2丁目計画検討など。夕方は練馬区田柄のお客様とお電話、事務組合さんと電話、お問い合わせ対応、高田馬場計画検討、ミーティングなど。

秋らしくなってきましたね。食欲を抑えるのが大変です。

ではこちら。

HEMS(ヘムス)ってなんですか? 普及しないのはなぜ?

HEMSという言葉を見聞きしたことのある人は多いかもしれないが、「一時期に比べて目にしなくなった」と感じている人も少なくないのでは? HEMSとは何か。最近、あまり注目されなくなっているのはなぜなのか。

国の目標は2030年に全世帯をHEMS化
HEMSとは、Home Energy Management System(ホームエネルギーマネジメントシステム)の略で、「ヘムス」と呼ばれている。

エアコンや照明、家電などを有線や無線でつなぎ、使用している電力をモニターなどで「見える化」するシステムのことだ。モニターやスマホなどからエアコンや照明などの電気機器の電源をON・OFFしたり、エアコンの設定温度を変えたりといった制御も可能になる。
2016年10月24日 8時0分 SUUMOジャーナル

なるほど。

記事ではHEMSというキーワードを見聞きした人が多いかも、とされていますが、私の感覚では全くの逆で、むしろ一般の方の認知度は非常に低いものだと思います。

恐らく、ここ数年の中で家づくりをご検討された方や、これから住まいづくりを進めるという方とか、あとは業界関係者くらいしか、このキーワードを知っている人はいないのではないでしょうか。

経産省によると2013年時点の普及率はわずか0.2%だったそうですが、その後は一戸建ての注文住宅を中心に導入が進んでいるようです。

そんなHEMSですが、記事にもあるように、その目的はエネルギー消費量を少なくし、省エネとエコをより一層進めるための装置と言うことが出来ます。

住宅にこのHEMSを導入すると、節電効果が期待できますが、それはHEMSのモニターによって家で使っている電力がリアルタイムで見えるようになり、無駄な照明を落としたり、電気を使い過ぎないよう気を付けたりしたくなるということが期待されています。

さらにHEMSには太陽光発電や蓄電池もつなげられるので、エネルギーをつくったり貯めたりすることで、さらに省エネ効果が期待できるということです。

お気付きのとおり、このHEMSという機器自体が直接何らかの省エネ効果を発揮するということでは、いまのところはありませんが、今後は家庭だけでなく地域ごとに同じようなエネルギー制御をするようになりますので、その頃には本来の目的のとおり、エネルギーを最適にマネジメントしてくれるようになっていると思います。

このHEMSを普及させるというのは、日本がCO2など温暖化ガスの排出量を2030年に2013年比で26%削減することを目標に掲げていることもあり、達成するには家庭部門で約40%も削減しなければなりません。そこで国としては2030年までに全世帯(5000万世帯)にHEMSを普及させることを目標にしているわけです。

ところで、皆さんのご自宅ではすでに電気のメーターは交換されましたでしょうか?最近の新築はもちろん、既存の住宅でも順次スマートメーターと呼ばれる新しいメーターに交換されています。

このスマートメーターは家庭の電力消費量を遠隔で検針できるようにするメーターで、これによってネットにつながったメーターになっていますので、これまでのように人間が検針したり、工事する必要がありません。

また、最近は電気料金の自由化が進みましたので、契約先が変わったりすることもありますし、転居や売買などによって利用者が変わったという時にも、オンラインで供給やストップが出来るようになりました。

現在、地域の電力会社が各家庭のメーターをスマートメーターに取り換える作業を進めていますが、2024年にはほぼすべての世帯に設置される見通しとなっているそうですので、これによって一層HEMSが生きてくると思います。

以前にもお話しさせて頂きましたが、今現在国はZEH(ゼッチ)の普及に力を入れています。このZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略)は太陽光発電などでつくるエネルギーが消費するエネルギーを上回り、差し引きゼロ以下になる住宅のことですが、これを2020年までに新築戸建住宅の半数以上をZEHにする目標を掲げていて、補助金などで推進しています。

ZEH仕様の家を建てるのにHEMSは必須条件ではありませんが、やはり住宅性能にこだわる方では、合わせて導入するケースが多いということですので、多少時間がかかるかもしれませんが、いずれは国の目指す全世帯HEMS化が実現する日がくるのではないでしょうか。

まだまだ様子見という方もいらっしゃると思いますが、もしこれから住まいを建てたり、リフォームを行うご予定がございましたら、このHEMS導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

HEMSの導入とZEHの家を建てるなら、是非弊社RCdesignまでお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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