ようやく雨も止んで良い天気になりました。
そんな今日は朝から社内ミーティング、下落合のお客様とお電話、その後1丁目計画検討、小石川計画検討、新宿方面より新規お問い合わせお電話。その後西台の不動産会社へ、打ち合わせ。その後提携業者さん訪問など。
午後は成増の業者さん来社、打ち合わせ。出版社さん来社、打ち合わせ。その後吉祥寺方面からお客様来社、サッシメーカーさん来社など。夕方は坂下計画検討、根岸計画検討など。
やっぱり湿度が低い方が断然気持ちが良いですね。
ではこちら。
[銀閣寺]外装に黒漆塗る補修を断念 外壁の板、風化で薄く
改修工事中の銀閣寺(慈照寺、京都市左京区)について、京都府教委が外装に黒漆を塗って創建当時の姿に戻すことを検討したが、解体調査の結果、断念していたことが分かった。わび・さびで知られる東山文化の象徴だけに、府文化財保護課は「創建当時の復元はできなかったが、多くの人が銀閣寺からイメージする枯淡美は維持される」としている。
「銀閣」は2階外壁の黒漆に池の反射光が映って銀色に輝いたのが語源とも言われている。06年の科学的調査で銀箔(ぎんぱく)が張られていなかったことが確認され、通説通り漆塗りだったことが分かった。 現在は漆がはげ落ちて板張りに見えるため、府教委は創建時のように黒漆を塗って保護しようと検討。しかし、外壁の板の厚さが風化で半分程度になっており、最も薄いところで1センチしかなく、塗装には不適と判明。学識者などでつくる寺の保存整備委員会と協議した上で断念した。
2008年06月30日01時22分 毎日JP
3年くらい前に京都へ行った時にも拝観してきましたが、本当に良く見るとつぎはぎだらけというか、それほど手が入っているというか、きっちりとメンテナンスがされていることがわかります。
私的には是非黒漆を塗ってほしかったんですけど、残念です。黒漆に水面で反射した光が当たり輝く姿を見てみたかったと思います。
熱帯地域と化した日本の雨季、さらに京都の地形で木を延命するのは本当に大変なんですね、当たり前に空気中に浮遊する腐敗菌やカビの胞子、さらにシロアリなど、放って置いたら簡単に朽ち果ててしまう運命なんです。
それでも重要文化財などは風通しの良い造りと予算をかけてメンテナンスができますのでこれまで維持できていたんですけど。
そんな木材を唯一長持ちさせることができるとすればカリフォルニアやヨーロッパなどの乾燥した地域で使うか、湿度が高い地域であれば風を通すしかないんです。決してサイディングや断熱材、防湿シートなどで覆ってはいけません。
これからの歴史的建造物は鉄筋コンクリート造にした方が絶対に良いと思うんですけど、誰かRCで銀閣寺を建造してみては如何でしょうか。
ちなみに小田原城や名古屋城、大阪城などはすでに鉄筋コンクリート造になっていますから確実に次世代に残せそうです。
それでは。
今日も励ましのクリックをひとつ。