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久しぶりの夏日的な暑い東京です。
そんな今日は朝からお問い合わせ対応、世田谷区代沢計画検討、資料作成、見積作成、都市銀行さんと電話、世田谷区新町計画検討、図面作成など。
午後は地盤調査会社さんと電話、ご近所のお客様にご来社いただき打ち合わせ、サッシ屋さん来社打ち合わせ、資材発注、目黒区下目黒計画検討など。夕方から足立方面のお客様訪問、打ち合わせなど。
いやー暑かったですね、久しぶりにエアコンを使ったという方も多いのではないでしょうか。まあそれもあと数日だそうですので、しっかり味わってください。
ではこちら。
定期借家物件が増加中、借り手のメリットはある?
契約時にあらかじめ賃貸借期間を定め、期間が終わると更新されることなく契約が終了する定期借家制度。平成12年から施行されたものだが、実は近年この制度を適用した物件が増えている。不動産情報サービスのアットホームによれば、首都圏における2010年度の定期借家物件数は、前年度比34.6%増の8万8966件。賃貸物件に占める割合は3.4%に過ぎないとはいえ、着実に増加しているようだ。
では定期借家制度にはどのようなメリットがあるのだろうか?
「定期借家制度のメリットを受けられるのは、おもに貸主サイドでしょう。通常は契約期間が満了しても借り主に住む権利(借家権)が継続するため、貸主の意志で契約を終わらせることができません。そのため居座りや立ち退き料などの支障が生じていたのですが、定期借家制度であればそれらのリスクを回避できますから、貸主が不安なく賃貸経営を行えるんです」
お答え頂いたのは賃貸の総合情報サイト『賃貸博士』を運営する株式会社JSPの飯森さん。過去に立ち退き問題で苦労したり、そのリスクを不安視する貸し主は、定期借家制度を利用する傾向が多いと考えるようだ。
なるほど。
こういった内容の記事が取り上げられること自体が珍しいのですが、すでに法律が施行されたときから、賢い大家さんはしっかりと対応されていました。
弊社でもこれまでにお手伝いをさせていただいた賃貸住宅や賃貸併用住宅では、すべてのオーナーさんに制度のご説明をさせていただき、ご納得いただいた上で、仲介業者さんを選定していただいています。
賃貸経営においても、数年前から急激に環境が変わってきていて、それ以前とは常識も変わり、少なからずオーナー様の努力が不可欠になっていると思います。
もちろん空室対策でもそうですし、今回の定期借家による賃貸契約も含めて、賃貸経営のノウハウも常に変化しているということです。
ですのでオーナー様の中にも情報格差が広がったり、その結果として賃貸経営の数字にも差が出てしまうこともあるでしょう。
賃貸経営をお考えのオーナー様とお打ち合わせさせていただく事も多いのですが、残念ながらいまだに建築さえしてしまえば、あとは左団扇ということを想像している方もいらっしゃいます。
また、35年一括借り上げや、家賃補償、金利優遇など、オーナー様の喜ぶ内容を疑いもせず、みんなと一緒に赤信号を渡ろうとしていたりする姿を見かけるととても心配になります。
ところで、この定期借家契約、借り手のメリットと言われるとなかなか難しいのですが、意外と分譲賃貸物件に多かったり、何より勉強熱心な大家さんの物件ということになりますから、他の物件と比べてより快適に暮らせることは間違いありません。
と言うことで、これから賃貸マンション経営をお考えの方、賃貸併用住宅を建てようとお考えの方は是非この定期借家契約をオススメいたします。
あ、もしかすると仲介を行う不動産会社さんの中には、定期借家だとお客さんが付きにくい、と言う業者さんもいるかもしれませんが、これはいい訳にしか過ぎませんので、仲介業者選びの一つの基準になりますね。
それでは。
今日もありがとうございます。
