今日は朝一で志村坂上のお客様宅へお伺いした。

こちらの建物は5年前に私たちがRC−Z工法で建築させて頂いた最初の建物なんです。

一昨日お電話を頂戴していて、今日の訪問になったのですが、用件はペアガラスの内部に水滴がついてしまったとのことでした。

弊社では建物全てのガラスが標準でペアガラスになっているので、これまでに相当数の窓を造ってきたけど初めての症状でした。

最近は木造でも使われるようになり、かなり普及してきましたが、当時はまだまだ出荷数も少なく生産精度ももしかしたらイマイチだったかもしれません。

これは当然メーカー保証で交換になると思います。ご迷惑をお掛け致しました。

その後企画とか。

午後は工程表作成とか。と関連会社社長と電話会議とか。

その後成増の不動産会社へ見本お届けと打ち合わせ。

夜企画。

今日はガラスのお話が出たので、ついでに少し。

最近の建物はお客様のご要望もあり、窓が大きくなる傾向にありますね、
確かにカッコイイし、風景を取り込む目的や通風の目的にも必要ではあります。
しかしデメリットもしっかりと理解しておく必要があります。

実は建物の内部から逃げていくエネルギーの一番大きい場所が窓ガラスなんですよ。(当然建物本体の気密性・断熱性が高性能なのが基準ですが、)

ここを妥協してしまうと年間光熱費でかなりの差が出てきますし、なにより体感的にもとっても不快感を感じてしまうんです。

だから最低でもペアガラスが必要なんですが、コスト的には一般の板硝子の倍以上します。ま、2枚のガラスを密閉してくっつけているんですからあたりまえですけど、それだけの効果はあります。

同じペアガラスでもより高性能なタイプもありますので、立地条件によっては検討する必要があります。

この高価な部品も割れる可能性があります。もし何かの拍子でガラスを割ってしまった時はそれなりの出費を覚悟する必要があります。対策として大きな窓には中に桟を入れてガラスを分割しておけば交換する面積が減らせます。

以前は少し流行った時期もあるガラスルーバー窓。最近は見なくなりました。
実はこの窓、防犯上欠点があったんです。外からガラスがはずせるんですね、一見換気に便利なように見えるんですけど、これも最近の住宅には適しません。
今の住宅は法律で計画換気が義務づけられています。何処に換気扇が付いていて、どこから空気が入ってくるか、そして何処を通るのかを計算して設計されていますので、想定外のスキマがあると計算通りの換気が出来なくなってしまうんです。

こんなことも考えながらサッシやガラスを選んで下さいね。

なんか久しぶりに表題に関連したことを書いた気がします。
そんないい加減な私ですが、ながーい目で見てやって下さい。

そう、今朝久しぶりにお会いしたお客様。開口一番

太った?

はいはい、確かに少しは・・・そんな気がします。

それでは!

それにしても情けない順位です。
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