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蒸しながらも朝晩はそこそこ涼しい梅雨の中休みな月曜日です。

そんな今日は朝から社内会議。その後雑務、三軒茶屋計画見積。資材発注など。

午後は成増店舗へ、オーナー様と打ち合わせ。その後徳丸のお客様宅へ図面お届け。帰社後は信用金庫さん来社、打ち合わせ。世田谷方面計画検討、夕方は池袋本町検討、見積など。

なんてこった、カタールに引き分けてしまいました。残念。

ではこちら。

【コラム】 ビルにツキモノの「定礎」って何の意味があるの?

ビルなど大きな建物の1階でよく見かける石や金属のプレートに書かれた「定礎」の文字。たぶん今まで見たことのない人はいないはず。でも、あれ、どういう意味なんでしょう? 気になりません?

そこで取りあえず広辞苑を引いてみると、「礎石をすえて、建物の工事を始めること」だそう。う〜ん、やっぱり辞書だけじゃイマイチ意味がわかりません。
そんなわけで定礎プレートと定礎箱の販売シェアでは、国内屈指という、(有)イノネの井野根社長に話を伺うことに。

「定礎はもともと、西洋建築のコーナーストーンに由来します。建物の基準となる石を置くセレモニーを定礎式といい、本来は建築初期の段階で行われるものでした。しかし、現在の日本では、基礎工事が終わり外装工事に入る前に、これまでの工事の安寧に感謝するとともに、今後の工事の安全を祈願して、中締めとして定礎式を行います。位置は基本的に東南の角とされていたのですが、今では方角は関係なく、正面玄関近くに設置するのが、一般的になってますね。また併記される日付は工事の完成日です」
2007年07月09日18時00分 R25.jp

「ていそ」です。

確かに一般的なことばでは無いですよね。

業界人でも知らない人もいるのではないでしょうか。日本の場合、住宅では定礎を設置することはほとんど無いと思いますが、その代わりなのか木造住宅の場合は上棟式の時に屋根の骨組みの中に五色のモノも取り付けしたりしますね。

また、地鎮祭の時には神社の神主さんから鎮め物なる箱をお預かりして、基礎工事の下に埋設したりもします。こちらの方が、定礎に近い意味合いかもしれません。

建て売り住宅や、マンションを購入した方は経験することも無いと思いますが、注文住宅の場合は地鎮祭や上棟式などのセレモニーを行うことが出来ますので、折角の機会に是非体験してみると良いと思います。

とは言うものの、最近上棟式はめっきり少なくなりました。地方の山間部などではおひねりやお菓子を撒いたり、飲めや歌えやの宴会を催すことが残っているところもあるそうですが、こと東京に限っては見かけることすら少なくなっていますね。

確かにそれなりの準備や、職人さんへのご祝儀など、オーナー様の出費が増えるのも事実ですので、無理に開催することもないと思います。

ま、御施主様ご家族の記念と、げん担ぎ的な意味では地鎮祭は行っておいても良いかもしれませんね。

ちなみに、個人宅用の定礎板もありますので、記念のタイムカプセルとして設置するのもおもしろいと思いますので、ご希望の場合は着工前にご相談下さいね。

それでは。

週初めにはこちらを是非。

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