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快晴の朝は気持ちが良いものですよね。
そんな今日は朝から春日町計画検討、坂下計画検討。その後金融機関へ。帰社後は大田区計画段取りなど。その後新宿へ。
午後は新宿のキッチンメーカーショールーム視察。帰社後は蓮根の不動産屋さんと電話、練馬の業者さんと電話。大田区計画書類作成、下落合計画検討。夕方は駒込計画検討など。
今日見た夕焼けは凄く鮮やかな甚三紅(じんざもみ)色でした。
それではこちら。
「200年住宅」優遇税制で促進へ
政府は、建て替えずに何世代にもわたって住み続けることが可能な「200年住宅(超長期住宅)」の普及に取り組む方針を決めた。
耐久性・耐震性に優れた住宅の建築を促し、長期の点検・修繕制度を組み合わせることで、建て替えの負担や廃材による環境破壊を軽減するのが狙いだ。
福田首相肝いりの政策を具体化するもので、政府は優遇税制などを盛り込んだ「住宅長期利用促進法案」を来年の通常国会に提出する。「共生」を掲げる民主党の賛成も得て成立にこぎつけたい考えだ。
200年住宅は、高品質の戸建てやマンションを建築し、維持・補修を制度化することで資産価値を長期間保つ構想だ。木造住宅も、従来型より太い木材を使うことで長期の利用を可能にする。
現在の戸建てや、マンションなどの共同住宅はともに、建築から取り壊しまでの平均期間が約30年とされる。国土交通省によると、英国の平均77年、米国の平均55年に比べて短い。
200年住宅は、新たに設ける認定制度に基づき、〈1〉耐震性を高めるため、住宅の柱や梁(はり)を従来型より太くし、耐久性向上のため、基礎部分を地面から高くし、風通しを良くする〈2〉長期間、定期的修繕を行い、その記録を電子情報などで保存・管理し、国民が中古住宅の品質を確認して売買ができるようにする――ことなどが柱だ。これにより、百数十年間住宅として使うことを目指す。政府は200年を「住宅の長期利用を象徴的に表す言葉」(国交省)としている。
(2007年10月17日15時1分 読売新聞)
どうですか200年住宅。
それは実現出来れば環境にも良いに違いありませんが、日本の文化に馴染むかは少し疑問です。
今までも政府が先導したもので性能表示制度や次世代省エネ基準など浸透したものはまだ無いと言っても良いかもしれません。そもそもその基準だっていつもいい加減というか業界に気を使いながらの内容で、本質からそれたものばかりでしたもんね。
木造住宅の柱や梁をいくら太くしたって確かに強度は上がりますけど、けっして耐久性が向上するわけではありませんし、いくら基礎を高くしても柱や梁に風を通さなければ確実に腐敗菌や蟻から逃れることは出来ません。
日本の高温多湿な気候で木造の延命をはかるには京都の歴史的建造物のように内装、外装を省いて常に風を通す造り方以外無いんです。当然冷暖房効率は無視するしかありませんし、都市部では常に火災の恐怖を感じなければいけません。
しかも歴史的建造物は常に棟梁がチェックしていて悪くなった部材はすぐに交換しています。相当な手間とコストを掛けて延命しているんですね。
きっと今回も最終的には経済的な影響を考えて木造やハウスメーカーの建物でも対応出来る内容になるでしょうけど、少なからず建築にたずさわったことがある人は誰も本気で信用はしませんよね。
私はRC(鉄筋コンクリート)造を自信を持ってお薦めしています。
それでは。
いつもありがとうございます。
青ウサギです(勝手にHNを自分で付けました)。
こんばんも読ませて頂きました!!
日本の高温多湿な気候については、過去、車に関連するお話で聞いたことがあります。
「“外車(ベンツなど)はステータスだ”」という言葉の裏には、購入できるほどの高給取りという意味に加えて、頻繁に壊れる修理費を払うことができるほどの高給取り、という意味も含まれている、とある不動産会社の社長に伺ったことがあります。
日本は世界的にも稀な寒暖複数の気候を有している国です。特に高温多湿は車には大敵ですので、日本の車の性能が海外で良いのは当たり前、つまり気候が厳しい条件で長く乗れる車であるため、海外ではもっと長持ちする、ということだそうです。
気候と生活の身近な関係性。
勉強になります。。。