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雨の良く降った週末でしたね。でも気持ちの良い月曜日になりました。
そんな今日は朝から社内会議。その後坂下計画検討、北区西ヶ原計画検討。今日は下落合でコンクリート打設がありました。その後関連会社さんと電話、小石川計画検討など。
午後は成増の設計屋さん来社、打ち合わせ。その後坂下計画検討、成増の不動産会社と電話。草加計画検討。夕方は求人関連会社さん来社、打ち合わせ。その後桜台計画検討など。
週末は七五三のご家族を多数見かけました。あいにくの天気でしたが、写真屋さんは凄い熱気でした。
さて今日はこちら。
[耐震偽造]姉歯被告が上告 東京高裁判決に不服
耐震データ偽造事件で建築基準法違反などに問われた元1級建築士、姉歯秀次被告(50)は12日、1審に続いて懲役5年、罰金180万円を言い渡した東京高裁判決(7日)を不服として上告した。姉歯被告は構造計算書の偽造は認める一方で、衆院国土交通委で虚偽の証言をしたとされる議院証言法違反(偽証)については無罪を主張していた。しかし高裁判決はこれを退け、被告側の控訴を棄却した。
2007年11月12日12時33分 毎日新聞
久しぶりに取り上げてみました。耐震偽装問題です。
何とも軽い刑だと思われますよね、私もそう思います。
あれだけ多数の家族を人命的、経済的危険にさらしておいてこの程度の刑罰では納得されないと思います。
でも建築基準法ではこれが限界のようです。
それでも被告は判決を不服として上告したということですから本当の悪人と思われても仕方がないでしょうね。
私個人の認識としては事件当初からこの偽装事件が被告1人の思惑で起きたのでは無いというものでした。
というのもあまりにも事件の重大性に対して被告のメリットというか利益が少なすぎると思うんですね、一構造担当の設計士が書類の偽装をしたとしてもせいぜい設計が早く終わることによって、設計料が少し浮くくらいの程度ではないでしょうか。
おそらく金額にして数十万円から数百万円の利益かもしれません。が、とても人生を掛けるほどの金額ではないはずです。ましてやそれなりに経験がある設計士ならプライドがあるはずですから金額の問題ではないと思うんですけど。
もしかしたらそれでも偽装をしなければならないほどの状況があったのかもしれません。でも、それでもこのような手段はとらないと思うんです。
いつのまにか事件自体が姉歯とか耐震偽装の部分だけが報じられるようになってしまいましたが、事件の黒幕や本質的な問題が忘れ去られているように思います。
結局行政も後手で場当たり的な法改正しか出来ませんでしたね。もしろこの行政の罪の方がそれなりに大きいものになってしまいました。
それでもこの事件の反省と対策を考えれば行政と政治の真剣な対応、それと業界、設計士のモラルとプライドが大切だということではないでしょうか。
まだまだ事件の影響は続くと思われますが、業界の中心で愛を叫び続けたいと思います。
それでは。
今週もよろしくお願い申し上げます。