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朝から良い天気の東京です。

そんな今日は朝から向丘計画の現場へ、社内検査、塗装屋さんと打ち合わせなど。

090501その後←こちら本郷の現場へ、昨日上棟しましたので今日はお片付けなど。帰社後は構造担当と電話、信用金庫さん来社、設備機器メーカーさんと電話など。

午後はお使い、千駄木計画のお客様からお電話、ありがとうございました。ご近所のお客様来社打ち合わせ。駒込計画のお客様からお電話頂きました。ありがとうございました。その後書類作成、金融機関へ書類お届けなど。夕方は社内企画会議、駒込計画検討など。

本当に気持ちの良い天気で、すでに連休モードの方は絶好の行楽日和だったのではないでしょうか。お陰で都内の道も比較的空いているようでした。

それではこちら。

同居の二世帯住宅は難しい!?

二世帯住宅の構造は主に3タイプに分かれる。玄関を含め親世帯と子世帯が完全に別々で、いったん外に出ないと行き来できない「完全分離型」。第二は、漫画「サザエさん」のようにすべて一緒の「同居型」、第三は部分的に独立機能を取り入れた「中間型」だ。

親子とはいえ独立した2組の夫婦が同じ屋根の下に住めば摩擦は起こる。その意味で最も火種が少ないのは完全分離型だ。しかし、実際には土地が狭いとか予算が少ないといった事情で同居型を選ぶケースが少なくない。

一般に親世帯は、せっかく二世帯住宅を建てるなら、子ども夫婦や孫と一緒に賑やかに暮らしたいという気持ちが強く、同居型を好む。多いのは息子夫婦との同居だが、設計の打ち合わせの際、親夫婦・子ども夫婦に集まってもらい希望を聞いても、親の要望ばかりで嫁は黙っていることが多い。そのまま設計してしまうと火種が潜むケースを数々見てきた。

2009年05月01日10時00分 / 提供:プレジデントロイター

結果から言うと出来るだけ完全分離型をオススメしたいんですけど、やはりコストとの絡みもありますし、すべての家族の生活スタイルがそうだということではありません。

これまでに私も数多くの2世帯住宅や3世帯住宅の設計を担当させていただきましたが、今のところどこのご家族も仲良く暮らしていただいているようです。

当然設計するためのヒアリングはとても重要で、家族会議では言えないことも結構あったりしますので、そこでは弱者の意見を最重要意見として取り上げることや、そもそも言い出せないことを察して提案することもあったりします。

危険なのはどちらか一方が高圧的、強行な態度はもちろん、第三者の入れ知恵を真に受けたり、逆に主体性の無い人任せも後から後悔することになるのではないでしょうか。

どのような形でも同居するメリットは大きいのも確かで、親世帯からすれば子供と孫の顔が見られること、何より近くにいる安心感が一番ではないでしょうか。

一方子世帯にしてみても金銭的なメリットはもちろん、子育てにも協力をしてもらえるなど、若い家族ほどメリットも大きいのではないでしょうか。

ただし、もし同居型になる場合は、内装の好み、設備機器の性能をすり合わせる必要がありますし、生活スタイルが違う部分、身体的に違う部分、たとえばお風呂に入る時間帯やキッチンの高さ、トイレの場所、照明の明るさなどは必要に応じて分けることも必要だったりしますね。

これは私の経験則ですが、子世帯は必要以上に親を頼らない、親世帯は大変失礼ながらあえて老いては子に従えを演じていただきたい。さらに親子であってもプライバシーを尊重することも忘れてはいけません。

あまり言い過ぎると難しく感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。実際に毎日楽しく安心して暮らすことが出来るようになります。

もし2世帯住宅に関してお悩みがありましたら是非お気軽にお問い合わせください。きっと新しい発見が出来るご提案をさせていただきます。

それでは。

今日もありがとうございました。

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