GWモードの東京は良い天気です。
そんな今日は朝から本郷計画検討、向丘計画検討、新規お問い合わせのお電話を頂きました。ご近所の改修工事現場へ書類お届け、オーナー様と打ち合わせ。高松計画検討など。
午後は駒込計画検討、書類作成、千駄木計画検討、夕方は企画型住宅の検討、ガス会社さんと電話など。世の中がGWモードのお陰で電話や来客が少なくて事務仕事がはかどりました。
ではこちら。
古くなったわが家。土地活用はどうする?
古くなったわが家。このままで老後、住み続けられるだろうか。そもそも子どもたちは、この家を相続するつもりがあるだろうか……。
定年後の生活、相続などという言葉がちらつきだしたら、まずは家族、子どもたちと将来の話をしてみること。子どもに相続して住み続けるつもりがあるなら建て替えもいいだろうし、すぐにも同居できるなら二世帯住宅という手もある。しかし、相続後は売却と考えているならバリアフリー化程度のリフォームでよいなどと、とるべき手段が変わってくるからだ。
次に自分の住まいの現在の価値を調べる。相続時はもちろん、仮に売る、貸すという方向性を考える場合にも家、土地にどのくらいの価値があるかは把握しておいたほうがいい。
ここで覚悟しておいてほしいのは、いくらお金をかけて建てた家でも、木造で20年も経てば家の価値はほぼゼロということ。実際にはまだ住めるとしても売る場合にはゼロどころか、解体費用がかかる分、マイナスになることすらあるのだ。特に都市近郊の建売住宅は確実にマイナス。仮に1000万円の土地に建坪50坪で3000万円の家だったとしても、20年後には家の価値はゼロ、解体費に坪3万円かかるとしたら土地代マイナス150万円となり、かつての土地代より少ない850万円しか残らない計算だ。
2009年05月02日10時00分 / 提供:プレジデントロイター
現実問題として悩むところではありますが、以外と勘違いしやすいのが資産なのか負債なのかの見極めなんですね。
上の記事は少々極端かもしれませんが、今後の日本を考えるとあながち大げさでもないかもしれません。
以前は景気の波に合わせて土地の価格も上昇するものでしたが、人口が減り続け世帯数も減少していく中でそもそも需要がなくなっていくと考えられます。
おそらく都市部の一部を除いては土地の価格を維持することは難しいでしょうから高い土地に安普請な家というパターンは本当に負債が残ってしまうこともありえますね。
また、日本の場合建物の耐用年数が法律で決まっていることもあり、特に木造はいまだに平均寿命30年前後ということですから下手をするとローンが結構残っているのに価値がゼロということにもなります。
大切なのは今後20年の生活スタイルをどのようなものにするのかを、金銭的な条件、家族構成、相続人の有無などを考慮しながら決めていくことになりますね。
これは私の持論ですが、経済大国とかお金持ちの国とか言われているにもかかわらず一般市民には全然そんな実感が無い。その原因のひとつが住宅の平均寿命だと思っています。
どの世代でも何千万もの借金を背負っていては無理も無いんですけど、これまでもそうでしたが、また今も景気対策に利用されていることに気がつかなくてはいけません。
いつか日本人も数時間の昼休みや1ヶ月もの夏期休暇、別荘、芸術、趣味に生きる。そんな文化を手にしてほしいと思っています。
土地活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。
それではゆっくりとゴールデンウイークをお楽しみください。
今日もありがとうございました。
ミニキッチン、サブトイレ、シャワーなど、私が「絶対」と主張していることが書いてあったので、私だけが考えるわがままではないということがわかり、安心しました。
この先、同居が現実的になってきたら、うまく主張していきたいと思います。
本当に、ありがとうございました。