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晴れて暑くなった東京です。

そんな今日は朝から横浜の業者さんと電話、豊島区長崎計画検討、目黒区原町計画段取り、新規お問い合わせ対応、資料作成、信用金庫さん来社など。

午後は虎ノ門へお客様訪問、打ち合わせさせていただきました。ありがとうございます。帰社後は都市銀行さん来社、建材メーカーさんと商社さん来社、地盤保証会社さんと電話、新宿区坂町計画検討、夕方は南浦和計画検討、池袋本町計画段取りなど。

またまた暑くなりましたね、ちょうど昼過ぎに結構真剣に歩いたら汗が止まらなくなってしまいました。おまけに靴擦れまで出来るくらいでした。

ではこちら。

[地震退避行動]「火の始末」も見直し 文科省作業部会

「グラッときたら火の始末」は勧められない−−。文部科学省の作業部会は25日、大地震発生時に身を守るための行動を盛り込んだ報告書案をまとめた。阪神大震災などの巨大地震やその再現実験で得た分析、緊急地震速報開始を踏まえ、これまで推奨されていた行動の妥当性を国として初めて見直した。報告書は31日に上部委員会を経て、都道府県教委などに配布される。

震度5程度で半数の人が行動困難を訴え、震度6弱以上ではほとんど動くことができないとされる。作業部会は行動と被害の関係について解析した約80件の文献を検証した。

火の始末では、これまで火災が多発した関東大震災での教訓から、すばやく火を消すよう推奨されてきた。しかし、消火を優先して避難が遅れたり、とっさにコンロの火を消そうとしてやけどを負う人が多いことが分かった。また、都市ガスの自動遮断装置も普及し、作業部会は「火を消すのは揺れが収まった直後」と結論づけた。ただし、目前にコンロやストーブがあり、消火可能の場合は、小さい揺れの段階で火の始末をするとした。
2010年05月25日21時01分 / 提供:毎日新聞

それにしてもビックリなのが「グラッときたら火の始末」という標語が関東大震災の教訓から出来たとすれば、ややもすると100年近くもの間疑いもせずに使われていたということになります。

確かにまだまだ木造家屋も多く残る都市部では一番怖いのが火災ということになりますからそれ自体は正しいんですけど、こと命を守るということからすれば現在はちょっと違うということです。

記事にもあるように、すでにほとんどのガスメーターにはマイコンが組み込まれていて揺れを感じた時点でガスの供給がストップされますので、その点では火事の不安は無くなりましたね。

当然冬に石油ストーブなどを使用されている方はやはりなるべく火の始末をされた方が安全ということになります。

当然建物そのものの耐震性が確保されていることが前提ですが、地震時には慌てて外に出ない方が安全です。もし、築30年以上の建物の場合は倒壊の恐れもありますので、可能な限り安全な場所に避難する方が良い場合もあります。

それでも災害時には刻々と状況が変わりますので、その時々に応じた適切な行動をシミュレーションしておくと良いですね。

今回の新しい提言の中から標語をひとつご紹介しておきます。

「揺れがとまれば、火消し、靴はき、ドアあける。ブレーカー落として火災を回避 」

これまた勘違いされている方が多いんですけど、電気は想像以上に簡単に火が発生するものなんですよ。

今はオール電化にされているご家庭もあると思いますが、決して火災とは無関係ではないということは覚えておいていただきたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。

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