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東京・埼玉で家づくりを考えたら RCdesign

基本曇り、夕方から小雨でした東京です。

そんな今日は朝から資料作成、円山町計画検討、その後池袋本町の現場へ、本日は大安吉日ということで、約半年間にわたって工事をしてまいりました建物のお引き渡しと取り扱い説明をさせていただきました。毎度のことながら私としましては嬉しいやら寂しいやら、複雑な心境なんですが、オーナー様にはあらためましてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

午後に帰社後は豊島区長崎計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。新宿坂町計画検討、世田谷若林計画検討、スタッフミーティングなど。夕方は本駒込のOBオーナー様訪問、雑誌取材立ち会い。

本日の雑誌取材はR社発刊の土地を賢く活かすための本で、賃貸住宅や賃貸併用住宅をお考えの方向けのものになります。7月末頃に発売予定ですのでお楽しみに。

ではこちら。

「地鎮祭」や「上棟式」は必要か?

近頃では、地鎮祭や上棟式を形式的なものだとして執り行わない人が増えてきたと聞きます。本来、「地鎮祭」とは、その土地の神を祀り、工事の安全を祈願する目的で実施されるものです。また、「上棟式」は柱や梁など基本構造ができたとき、施工関係者への感謝の意味と竣工後の建物の無事を祈って行います。

 では、地鎮祭や上棟式といった、いわば「しきたり」とも思えるこれらの行事は本当に必要なのでしょうか。その答えを考える前に、実際にあった例として地鎮祭実施までのやり取りを、まずはご紹介してみましょう。

 これは、あるハウスメーカーとの話。いよいよ工事が始まるという少し前、窓口になっている担当者から「地鎮祭はどうしますか?」と聞かれました。「やったほうが良いのでしょうか?」と逆に返すと、「こればかりはお施主様の考え方次第なので」と前置きをしながらも、「迷われているなら、やられてはいかがですか、と私どもはお応えしています」とのこと(もちろん明確に自分の意思がある場合はこのような会話になりません)。
2010年06月08日11時00分 / 提供:家の時間

そうですね、確かに「しきたり」とも言えるし、儀式とも言えるし、行事とも言えます。もちろん上記のとおり、「こればっかりはお施主様の考え方次第」ということなんですが、私が若い頃棟梁や頭に言われたのは、もし現場でケガ人が出た時に地鎮祭を行わなかったからだと言われると取り返しが出来ないということでした。

まあこの時代に迷信も無いんですけど、日本特有の宗教観というか、神頼みのような、本当に気分次第という感じもするんですけど。

弊社でも比較的若いオーナー様では行わないという場合もありますが、祭事ということ以外にも施工業者とオーナー様との親睦という意味合いや、このタイミングで近隣様へのご挨拶などを行うという目的もあると思います。

ちなみに地鎮祭といえども、そのご家族の信仰するものによって進行や手順なども微妙に違うんですよね。一般的な神社さんの場合は2礼2拍手1礼の作法なんですが、宗派によって違う場合がありますので、ご家族に確認しておいた方が良いかもしれません。

一方上棟式はかなり少なくなりましたね、弊社では年に1件か2件というところです。もしかすると鉄筋コンクリートということもあるかもしれませんが、賃貸併用などの場合はなおさら少ないです。

それでも2世帯住宅の場合は親御さんの主導で開催していただくこともありますし、子育て世代のオーナー様ではお子様の記憶に残しておきたいとのことから開催していただくこともあります。

もちろんオーナー様には経済的ご負担をお掛けしてしまうんですけど、その建物にたずさわらせていただく職人さんをはじめとする各業者さんとオーナー様の親睦を深めるにはとても有効です。

だからといって上棟式が有る無しで工事の出来が変わる訳ではないですし、最近は現場でお酒を飲むこと自体が難しいことになっていますので、ここもオーナー様の考え方次第ということになってしまいますね。

それでもそうそう機会が有るわけでもないので、お祭り好き、宴会好きの方は一度経験してみるのも良いかもしれません。

そうそう、今週末には地鎮祭にお招きをいただいておりますので、お天気をお祈りしておきます。

それでは。

今日もありがとうございます。


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