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まいど!猛暑お疲れ様です。そんな東京です。
今日は朝から小石川計画書類作成、練馬区中村計画検討、北区赤羽のお客様からお電話、ありがとうございます。水道屋さん来社、大岡山計画検討、見積作成など。
午後は埼玉県入間方面へ、お客様と打ち合わせ、現地視察。ありがとうございます。夕方帰社後は弦巻計画検討。
今週は過酷な一週間でしたね、子供達はすでに夏休みですが、大人はお盆休みに向けて、さらに過酷な過密日程が続きそうです。がんばりましょう。
さて、そんなお疲れの中、土曜日と言えば、家づくり講座第27回をお送りします。
前回は、TVや雑誌で紹介されるおしゃれな家は、どれも施主の“こだわり”を形にした“住まい”。たしかに素敵ですよね。しかし、でもそれはその家を建てた人のこだわり。あなたの“こだわり”とは違うのです。
誰かのマネや中途半端なこだわりが失敗を招きます。あなたとあなたの家族だけの“こだわり”を見つけてください。と言うお話でしたね。
今日の話は、“こだわり”を見つけるって結構大変!?です。あなたの家族の住まい方から、何にこだわるのか見つかりました?
自分自身、そして家族全員のライフスタイルを考えて、どんな住まい方をしたいのか?生活の中で何に重きを置くのか?つまり、どんどん無駄なものを省いていく訳です。
でも、これって結構難しいことですね。実は、無駄なものを省いて考えていくと、「これだけは絶対!」と強く思える事がない、と気づく人が多いんです。
結局は“こだわりたい”と思うことなんて特になく、そして、無難な住まいを手にすることになる。
“こだわり”の無い“無難”な住まいは良くないの?
いいえ、そんなことありません。
家は家族と供に変化し成長していくもの。今考えて完璧な住まいであっても、何十年後はどうだかわかりません。
そう考えると“こだわり”過ぎた家では、家族の成長と変化について行くことが出来ないのでは?
ここは○○の部屋、□□するための部屋、と細かく使い道を限定してしまうと、実際、生活をはじめてみると、思いもよらず使いづらい。
ライフスタイルが変わり、全く使い方が違ってしまう。となっても、簡単に変更はできません。
そうならない為に考えれることは、この部屋は○○をする部屋、などときちんと分けてしまわずに、大きなワンルームのような家を造っておいて、ここは※※をするスペース、△△のスペース、というように分けるのです。
そうすると、将来、必要とする物が変わったときにも変更は簡単ですし、チマチマと小部屋をたくさん造ってしまい、家族が別々に部屋に閉じこもってしまうこともなく、どこにいても家族の存在を感じ、コミュニケーションが自然にとれる。
そんな素敵な住まいになるのではないでしょうか? 堂々と“こだわり”の無い無難な住まいを建てよう!
それならば、無理に何かにこだわったり、こだわったフリをするのをやめて、将来の家族の“こだわり”のために、今は“こだわり”のない住まいを建てる、というのも良いかもしれませんよ。
どんなライフスタイルにもフィットするような素敵な住まいを建てましょう!!
でも、自信をもって自分の“こだわり”をわかっている人。そんなあなたは、とことん納得のいくまでこだわるのももちろん大事なことだと思います。
本人以外、本人以上にその“こだわり”を理解出来る人はいないかもしれませんが、少なからず“こだわり”の大切さを理解している人と一緒に家づくりが出来るといいですね。
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。
夫婦と子供2人の4人暮らしで憧れの一戸建て。
2階は主に子供部屋なんですが、子供が居る間はええものの自立したら物置と化している家が実にたくさんありますね。
なんか引きこもる子供の増加と個室ばかりの家作りが関連性があるように思えてきたりしてます。
一度建築学会に論文を発表してください^^