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東京・埼玉で火災に強い家を建てるならRCdesign
一転朝から雨の東京です。
そんな今日は朝から杉並区永福町計画検討、練馬区練馬計画検討、見積作成、書類チェック、鉄筋屋さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話、弦巻計画検討、図面作成など。
午後は川崎方面でご検討いただいているお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。材料メーカーさんと電話、資材発注、書類整理、新白岡計画検討など、夕方は資料作成、図面作成など。
雨も降って、すっかり寒くなりましたね、この天候の中でもがんばるスタッフ、協力業者さんには頭が下がります。お疲れ様です。
いやーそれにしても昨日はサッカー日本代表がやってくれました。相手のアルゼンチンはFIFAランキング5位ですからね、もちろん時差ボケや調整不足もあったと思いますが、こちらは30位ですからね。
さらに相手は先月にW杯優勝国スペインと戦って大勝しているチームです。これはついつい来週の韓国戦も期待しちゃいますよね。がんばれニッポン!
あ、そういえば今日は土曜日、もしかすると世間様は3連休という方も多いのかもしれません。そんな時にもしっかりとお届けしますよ、家づくり講座第36回。
前回は、化学物質は危険、自然素材は安全。なのでしょうか?自然素材にもデメリットがあります。大切なのは、特徴を知ること。
自然素材ならではの味わいを感じ、劣化や傷みを早く見つけて、特徴に合ったメンテナンスをしながら共に生きて行きましょう。自然素材を熟知し、特性や扱いや対処法をきちんと説明してくれる職人さん(プロ)がいれば、あなたも、自然素材の住まいとうまく付き合っていけるでしょう。でしたね。
今日は、『災害に強い』話です。
現存する世界最古の木造建築物って知っていますか?そう、法隆寺ですね。1300年以上も法隆寺の柱は建物を支え続けているのです。
バイオリンは木で作られていますが、製作してから200年〜300年過ぎた頃がもっとも良い音色がでるんです。これも木の特徴と関係があるんでしょうね。
以前、ある本で印象に残っている大工さんの言葉があります。「木というのは、100年生きた木ならば100年、1000年生きた木ならば1000年使え」と。
良い大工さん、良い棟梁は、木の特徴をあますことなく発揮させる職人の技を持っているんですね。適材適所と的確なメンテナンスを施しながら大切に使い続けるには多くの職人さんとコストが不可欠なんです。
ところで、災害に強い家が欲しいと思いますよね。火災に地震。この日本という国では明日は我が身です。本当に怖いです。しかも、どちらも自分ではコントロールできません。
被害を最小限に食い止めるためには、普段からの備えが大切です。デザインが・・・などと言う前に、やはり生命と財産を守れる強い家が基本ですよね。
木造住宅というと、火災にも地震にも弱いイメージがありませんか?
まず、『火災』について。
確かに鉄筋コンクリートの住宅に比べれば火に弱いです。でも、【鉄骨などよりは木組みの方が火に強い】という事実はあまり知られていませんね。
木造の柱や梁などの構造材は、初期火災により表面が炭化した炭状の幕で覆われるため、芯まで燃え尽きるにはかなりの時間がかかります。
それに比べると鉄骨などは高熱により急激に構造が変形したりして強度を保てなくなるのです。はっきり言ってあっという間に崩れます。
阪神・淡路大震災をきっかけに、建築基準法も変わりました。木造建築の耐火性能などを規定していて、三階建ての共同住宅も可能になったりしました。カナダやアメリカでは4階建ての木造共同住宅もあります。もともと、どの工法も理論的に耐火性を強めることは簡単に行えるのです。
しかし、勘違いしないでくださいね、建築基準法の定める耐火性能は、避難できる時間を基準にしていて、燃え始めてから30分、1時間、避難する時間が稼げるという基準です。
残念ながらいずれにしても燃えちゃうことに変わりはありません。さらに燃え方が30%とか50%とか、この状態ではほとんど再使用は出来ないんですけど、頼りの火災保険も同じ30%とか50%分しか支払われないので、下手をすると2重のローンを組まなくては再建築出来ません。
これでは財産になるどころか、負債が増えていくだけだと思うんです。
ですので住まいはRC(鉄筋コンクリート)で建てて欲しいのです。
さて次回は、『地震』について話しますね。
それでは良い連休を。
今日もありがとうございます。
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