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東京・埼玉で防犯にも強い家を建てるならRCdesign

というわけで雨のち曇り空の宮崎からお届けしています。
今日は朝から社内研修のため宮崎まで来て、歴史的建造物の視察や、宮崎県庁見学、知事と会談・・・は実らず。その他グルメ探索など。

初めての宮崎ですが、一日良い勉強が出来ました。明日はせっかくなので、海水浴を・・・と思っていたんですけど、他の観光にします。雨降らないと良いんですけど。

それでは今日も家づくり講座第38回を始めましょう。

前回は、昔の木造住宅はなぜ地震に弱かったのでしょうか?

それは“軽い柱に重たい瓦屋根”で頭が重かったことと、 壁の配置がアンバランスであったことです。

システムキッチンや外観などにお金をかける前に耐震・免震を考えましょう。耐震や免震にかかるコストを「高い!」と削ってしまうことがありませんように。でしたね。

今日は、快適で安全な生活を送るための話です。

『耐火』『耐震』とお話してきましたが、『防犯』も大切なポイントですよね。「鍵をかければ安心」とか「オートロックだから安心」、なんていうのは一昔前の話。

防犯について最近、怖い事件が増えているので多くの方が何かしらの対策をとっているのではないでしょうか?

窃盗犯の侵入方法は何が多いと思いますか?ガラス破り、錠開け、錠破りが多いというデータがあります。

「ピッキング」と「サムターン回し」の被害が大きく報道され、ピッキング対策の錠前に替えた方も多いかもしれません。

しかし、玄関がダメなら窓からということで、窓ガラスを割って侵入する被害も多いんです。窓ガラスが簡単に割られてしまうような家は、「頭かくして尻かくさず」の状態です。玄関と窓の防犯対策が必要です!!

その対策としては、ガラスに防犯フィルムを張るとか、鍵を複数付けるとか、ピッキングされにくい鍵に替えるとか、サーチライトを設置するとか・・・。

このように後からでもできることはたくさんありますよね。でも、最初から防犯を意識した配置計画をすることは、家が建ってからではできないので重要だと思います。

では、どんな家が狙われやすいのか?を考えてみてください。
空き巣は、周囲からよく見える住まいを嫌います。光や音も嫌い、死角を狙います。

そんな泥棒の考えを知った上で、門扉やバルコニーの構造、街路からの見通しなどを考慮した住まいのつくり方を工夫してみましょう。

例えば、エクステリアは家の中の様子が見えない、でも道路からの見通しがきく生垣に。バルコニーも同じく、外からは室内が見えない配慮はしながらも、バルコニーは見えるガラスなどの手すりに。

侵入者が潜むことのできる空間をつくらない配置計画。門灯や庭の外灯などの照明、アラームの設置など。このように住まいづくりを工夫することにより、近所で互いに気配りや目配りができ、防犯だけでなく不審者の発見や火災予防などにも効果があります。

まちの安全性や防犯面は、そのまちで暮らす上で大切な要素です。街づくりや住まいづくりと深い関係があるんです。

こうした配慮が積み重ねられることで安全な街づくりに繋がるんですね。どうか危機感を持ってください。

今日は、住まいづくりでの防犯対策が中心の話でしたが、今住んでいる住まいにももちろん防犯対策は必要です。

「まさか我が家は狙われないわ」とか、「忙しいから暇ができたら防犯グッズ見に行こうかな」って思っていませんか?

もしかしたら明日、あなたの家が空き巣被害を受けるかもしれないんです。

先日、100円ショップで防犯コーナーを見つけました。ネットでも取り寄せる事ができますよね。設置だって簡単です。周りの防犯への意識が高い中、自分の家だけが何の対策もしていなければやはり窃盗犯に目をつけられていてもおかしくありません。

また、最近はホームセキュリティーもお手頃な価格で設置が可能になってきましたね、以前から言われているように、あのステッカーが一番効果的ということもあるかもしれません。

いずれにしても「明日は我が身」という危機感を持ってなるべく早く行動を。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


 
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