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昨晩の雨も上がった快晴の東京です。

そんな今日は朝から長崎計画のお客様とお電話、ありがとうございます。弦巻計画外構工事、横浜の不動産会社さんと電話、その後練馬区氷川町でご計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、その後現場をご案内させていただきました。ありがとうございます。

午後は関連会社さんと電話、渋谷区円山町計画のお客様とお電話、ありがとうございます。台東区東上野計画検討、北区赤羽でご検討いただいているお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。1丁目のお客様宅訪問、家具工事打ち合わせなど。夕方は板金屋さんと電話、見積作成、原稿チェックなど。

今日は比較的暖かで行動しやすかったように感じました。だからって、暖房も作動させず、半袖Tシャツのまま過ごされているOBオーナー様がいらっしゃいました。

さて、すでに忘年会疲れを感じられている方もいらっしゃるかもしれませんが、土曜日恒例の家づくり講座第45回を始めましょう。

前回は、デザインや外装材に流行のある日本は、今の流行でない家が古く感じられますね。それに比べ、アメリカやヨーロッパの美しい街並みはとても素敵で、何十年経った住宅でも古く感じないのはなぜ?

それは、デザインや素材に流行がなく長い間変わらないから。定番が長い間ずっと愛されている、ということでしょう。定番とは、その土地の文化や気候風土に適した素材やデザインなど、昔から受け継がれているもの。愛着を持ち手入れしていけば、古さは風合いや魅力に変わるのです。でしたね。

今日は、セルフビルドについてです。

自分で自宅を造る、セルフビルド。セルフビルドの目的、メリットは何でしょうか?まず「コストダウン」が思い浮かびませんか?住宅のコストは半分が人件費だとか。

自分で、家族で、仲間で造れば節約することができるはずですね。でも一番の目的は、家族が共通の目的を持って一致団結すること、「自分達の住まいづくりを楽しむ=我が家への愛着を高める」ことでしょう。

それに「造りながら暮らす」ことで、家族のライフスタイルと共に簡単に変化させていくこともできるんですよ。

例えば柱1本選んだり、出来上がると隠れて見えなくなる所も、自分の目で確認することだって可能です。

◆セルフビルドのデメリット
デメリットは時間がかかること、それに建築作業は重労働だし、一歩間違えば大事故の危険だってあります。

「セルフビルドってログハウスのことでしょ」と思っている方、多いんじゃないでしょうか?「セルフビルド」をキーワード検索してみましたが、ログハウスがほとんどでした。

確かに「自分でつくる=ログハウス」というイメージは強いですよね。でも、ログハウスというと「国産杉を使ったログハウスで田舎暮らし」も素敵だとは思いますが、どうしても“輸入住宅”や“別荘住宅”というイメージがありますね。

家族と共に何十年も住まう住宅には、その土地の文化や気候風土に適した素材やデザインの重要性を考えると、ログハウスを選ぶ方はあまりいないと思います。

では、例えば、在来工法をセルフビルドできるでしょうか?在来工法とは、土台や柱、梁などで組み立てられる日本の伝統的な木造建築工法のことです。

木材にミゾを刻んでかみ合わせる職人技が必要な工法で、素人では難しそうですよね。

◆あなたにもできるかもしれないハーフセルフビルド
余程の覚悟がないとできそうにないセルフビルドですが、最近注目されているのは、自分達で出来るところは自分達で、専門的なところはプロに任せたり、サポートしてもいながら行ったり、という「ハーフセルフビルド」という方法なんです。

これならば、家族で住まいづくりに参加できるし、いざとなればプロがついているから安心ですよね。

週末には、家族で自分達の住まいの床板を貼る、壁を塗る、タイルを貼るなんて素敵ですよね。

前回、前々回を思い出してくださいね。家は消耗品ではないこと。我が家にもっと愛着を持つこと。そして、素人でもリフォーム、メンテナンスしやすい、素材や仕上げにしておくこと、でしたよね。

ハーフセルフビルドで、家族の絆と家への愛着を深めて、メンテナンスしやすい素敵な住まいを手に入れてみてはいかがでしょうか。

また、最近は一般の方でも住宅設備機器などをインターネットを利用し格安で手に入れるということも出来るようになりました。

確かに同じ品物なら安い方が良いんですけど、家の場合は、全体で家ですので、このオーナー支給の品物や、施工箇所は現在の法律でいう瑕疵担保保険制度の適用や、保証の観点で一般的には外されてしまいますので注意が必要です。

また、工程管理や安全管理も含めて考える必要もありますので、オーナー支給やオーナー施工を行う場合は、そのあたりを業者さんと事前に打ち合わせしておかなくてはいけません。

繰り返しますが、第一の目的は家族の絆と家への愛着を深めることですからね。

おおっと、今日はここまでです。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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