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快晴の東京は寒いです。

そんな今日は朝からサッシ屋さんと電話、情報収集。その後関連不動産会社社長来社打ち合わせ、大工さんと電話、世田谷区松原計画検討、材料屋さんと電話、大岡山計画検討、新白岡計画検討、資料作成など。

午後は上北沢計画検討、中町計画検討、見積チェック、資料作成など。夕方は成増の不動産会社さんと電話、商社さん来社、田柄計画検討など。

そんなわけで朝から大きなニュースがありましたが、弊社といたしましてはメーカー、業者各位としっかり連携を取りながら対処させていただきますので、ご安心ください。

よ〜し、今日は土曜日でしたね、大好評の家づくり講座第51回をお送りしましょう。

前回は、ライフサイクルコストとは、家の生涯を通じてかかる費用のことで、安易に安い住宅に飛びついたりすると、将来修理ばかり…
なんていうことになるかもしれません。外壁材1つで、耐久性やメンテナンス費用のかかり方などライフサイクルコストが大きく変わってくるのです。でしたね。

今日は、コストを抑えることができる話です。
日常生活に最も影響するのが、光熱費。光熱費というと、電気代。ガス代。水道代。などでしょうか。

3〜4人家族で、月約2万〜2万5千円くらいですかね?毎月のことなので、バカに出来ません。特に、お風呂の光熱費やエアコンなどの空調関係。地球温暖化やヒートアイランド現象などによる気温の上昇も気になるところです。

こまめに電源を切る、使わない時はコンセントを抜いておく、もちろんこのような節約も大切ですが、家づくりの時点で根本的に大切なことがあるんです。

それは、光熱費を大幅に左右する、断熱です。壁や天井裏に入れる断熱材は、工法や構造と同じように気候風土によってどれが良いかは違ってきます。日本のように湿度が高い地域で吸湿性のあるものは適していません。それは吸湿してしまうことで断熱性能が著しく低下してしまうんですね。

断熱性能がしっかりしていないと家の中で凍死することもあり得るというお話、以前しましたよね。安易にデザイン優先の家づくりをしてしまうと、「こんなはずでは…」ということにもなりかねません。

例えば、断熱を考えずに吹き抜けなどの空間を優先してしまったり、これまでの苦痛を補おうと窓ガラスを大きくとりすぎてしまうと、「冬は寒くて!」とか「全然エアコンが効かない!」とか「光熱費が高すぎる!」など。

建築費だけを見ないでください。
ライフサイクルコスト=建物にかかる生涯コストでしたね。

寿命がくれば、解体する事になりますよね。その解体費用もライフサイクルコストに入ります。家を建てようとしている時に、解体費用なんて考えたくないでしょうが、大切なことなんです。

数年前、建設リサイクル法の「建築物等に係る分別解体等及び再資源化等の義務付け」の条項が施行されました。

80平方メートル以上の住宅が対象です。つまり解体費用が高くなるんです。ということは、メンテナンスによって建物の寿命を伸ばすこともライフサイクルコストを抑えることにつながるわけです。

一番の注目を浴びる建築費は、実は全ライフサイクルコストの4分の1程度にしか過ぎないんですよ。

建築の初期費用を抑えただけでは、その後に発生する改修・維持にかかるメンテナンス費用や光熱費が逆に増える事だってあるんです。

最近では、太陽光発電など環境や体に優しい設備の導入が盛んですね。これらは最初にかかるコストやメンテナンスにかかるコストを考えると割高に感じますが、ランニング・ライフサイクルのコストで考えると「元が取れる」かもしれません。

色々な角度から見てみることが大切ということですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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