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株式会社RCdesignの井上です。

本日下記のニュースがありましたので、取り急ぎご報告させていただきます。

トステムのサッシ、防火基準外…1万棟使用

サッシメーカー大手の「トステム」(東京)が販売し、全国約1万棟の建物で使用されているアルミサッシが、建築基準法で定める防火基準を満たしていなかったことが国土交通省の調査でわかった。

同省は28日、同社に無償改修などの対策を講じるよう指導したほか、財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」(03・3556・5147)に消費者相談窓口を設置した。

同省の発表では、このサッシは火災時の延焼を防ぐため、家屋の内外から一定程度の熱を受けても窓ガラスが20分間脱落しないという条件で大臣認定を受けているが、抜き打ち調査では8分50秒〜12分15秒でガラスが脱落したという。
2011年1月29日09時18分  読売新聞)

上記サッシにつきましては弊社でも使用している実績のある商品ですので、弊社にて施工させていただきました建物でも該当することになります。

今回の不具合は、建築基準法による耐火性能の部分で、認定を受けている基準に達していない商品が出荷されていたということです。

今のところ該当するのは引き違いの窓ということで、本日メーカーと話をしたところでは、「今日の段階ではまだはっきりとしたことが言えませんが、無償でシャッターを設置したり、耐火性能の高いガラスに交換するなどの改修を進める方向です」とのこと。

オーナー様にはご心配とご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。弊社といたしましても、該当箇所の把握と、メーカーと一体となっての改修に努めたいと思いますので、どうかご安心いただきたいと思います。

改修の方法や時期などが決まりましたら追ってご連絡をさせていただきますので、今しばらくお待ちください。

取り急ぎご報告まで。
RCdesign 井上