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東京・埼玉で英国流で家を建てたくなったらRCdesign

日中暖か夕方からは冷たい風の吹く東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、西台2丁目計画検討、見積作成、その後長崎計画の現場へ、内装業者さんと打ち合わせなど。帰社後はご近所のお客様とお電話、新宿区新小川町計画検討など。

午後は調査会社さん来社、関連会社社長と電話、不動産会社さんと電話、溶接屋さん来社、提携会社さんと電話、世田谷区中町計画検討など。夕方は上北沢計画検討、都市銀行さんと電話、新白岡計画検討など。

なんだか道路工事が目に付くこの頃ですが、すでに年度末に向けた追い込み的な感じなんでしょうかね。

ではこちら。

英国ではリフォームが財テク 幽霊物件に高値がつく

★井形慶子さん 「突撃! ロンドンに家を買う」講談社・1575円
ロングセラー『老朽マンションの奇跡』に続く本書は、日本でイギリス式中古リフォームを広めてきた著者が、今度は“本命”のイギリスでマイホームを購入するに至った話。現地での不動産売買のノウハウ、古い家や暮らしに対する日英の意識の違いなどが、巧まずした比較文化論となっている。
2011年02月07日17時00分 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)

インテリア雑誌の編集にも関わっていた井形慶子さんという方の新刊発売についてのインタビュー記事でした。

本の内容はイギリスはロンドンでの良い中古物件の探し方などが書かれているようで、これは日本での家探しにも役立つノウハウではと思う内容だそうです。

そんな中、筆者がインタビューに答えていた内容が良かったのでご紹介したいと思いました。

−−日英での家探しで異なるのは?

「イギリスは外国人も多く賃貸需要も高い。しかし家を新しく建てることが少ないため常に住宅不足で、イギリス人は日本人の10倍住宅を買い替えます。一方、日本では家余りが続いてますね。だからこそ日本では建物重視より、誰もが住みたい稀少エリアに的をしぼって探すことが大切だと思うんです」

−−そして、家は資産を産むものだと

「買った瞬間から資産価値が下がる日本の家に対し、イギリスの住宅は中古が90%以上。築100年でも手をかけて造り替えるほど資産価値が上がっていきます。単なる古いもの好きではなく、リフォーム自体が財テクだという事実をこの本で書きたかったのです」

なるほど。

恐らく今後日本の進むべき方向ではないかと思う内容です。

イギリスは75年とも140年とも言われている住宅の平均寿命の話もありますが、重要なのはしっかりした構造にメンテナンスをしながら資産価値を高めている点と、その結果として中古住宅の市場が確立されているということではないでしょうか。

本来は日本人が得意としていた、もったいない精神を思い出し、せっかく建てた家をしっかりとメンテナンスしながら次世代に受け継いでいくということも案外国民性に合うような気がします。

ライフスタイル実現のために住みたいと思って建てた数千万円の家が、30年後に価値がゼロになるような、多くの自然を使用したにもかかわらず、あっさりとゴミになってしまうような、そんな住まいづくりはもう止めた方が良いと思うんです。

自分の子孫か、もしかするとまったく関係のない他人かもしれませんが、自分の建てた家を使って、感謝される。そういう家が建てられたら良いですね。

資産価値の高いRC(鉄筋コンクリート)住宅に関するご相談はお気軽に。

それでは。

今日もありがとうございます。

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