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東京・埼玉で理想の家を建てるならRCdesign

晴れの東京は段々暖かくなりました。

そんな今日は朝から資料作成、杉並区成田西計画検討、その後目黒区大岡山の現場視察へ、世田谷区中町計画のお客様と打ち合わせなど。

午後は目黒区原町計画の現場視察、とっても良い感じに仕上がってきましたよ。帰社後は江戸川区平井計画検討、蓮根の不動産会社さんと電話、坂下リノベーション計画まとめ、新規お問い合わせ対応、杉並区荻窪計画検討など。
目黒チラシ

さて、今日は発表があります。
来る3月19日(土)に完成内覧会を開催することになりました。

場所は目黒区原町1丁目(詳細は←を拡大してください)

東急目黒線西小山駅から徒歩3分

開催時間は9:00〜17:00です。

今回は賃貸併用店舗付き2世帯住宅
という複合用途の建物になります。

ですので、一戸建てをご検討の方はもちろん、賃貸併用住宅、2世帯住宅をお考えの方でも参考にしていただける、見所満載の建物になります。

都心からのアクセスも非常に恵まれた今回のような場所は珍しいかもしれませんので、是非お時間を調整いただき、ご来場ください。お待ちしております。(事前にご予約をいただけると確実に対応させていただけますが、急なご来場も大歓迎です。イベント、グッズ有り)

おっと、3月最初の土曜日ですね、大好評家づくり講座第55回を始めましょう。

前回は、営業コストの低減が大きなメリットという、住宅のネット販売や建築申し込み。雑貨類や書籍、家電品のインターネット通販と同じような感覚で簡単に購入してもよいのでしょうか?大量生産品ではない住宅は、同じ間取りで同じ家でも建てる土地、建てる会社、職人の腕、建てる人の気持ち、が違うと仕上がりと価格は大きく変わってくるはずです。

家は交換も返品もできません。理想の家を建てるには、あなたの想いを十分に理解してくれる相手にしかできませんよ。でしたね。

今日は、歳をとる話です。

と言っても私たち人間ではなく、家の話です。普段、なかなかじっくり見ることがないと思いますが、家の中をよく観察してみてください。

床や畳や壁など、日に焼けていたり、手あかがついていたり。素材は、時間とともに色や質感も変化していくものですね。これを「経年変化」と呼びます。

素材も歳をとっていくんです。表面の質感がザラザラしてきたり、プリントがはげてきたり。経年変化にもいろいろあります。

新しい住まいづくりを考える時、素材が時間と共に変化していくことなど、ほとんど人が考えないと思います。

しかし、この経年変化を考えた上で素材を選ぶというのも良いことだと私は思います。

例えば、経年変化してもよいのか、して欲しくないのか。変化したら取り替えるのか、変化しないように毎日手入れをするのか。こんなことを考えた上で選ぶのも良いのではないでしょうか。

◆味が増すか色あせるか
「経年変化」を知った上で周りを見まわして見ると、無垢の木の床や手すりは、日に焼けて手垢もついてきますがその家に馴染んでいる感じがします。革製品と同じように味が出てくるということでしょうか。

それに対して、人工の木目調やレンガ風の印刷がされたものが色あせてくると、なんだか悲しい感じがしますね。この木目やレンガの印刷がされたものって、よく見ると同じ模様なんですよ。

これでは天然素材の味を感じることができなくて当たり前ですよね。最近は技術も進んで、天然素材よりもずっと耐久性が優れた人工の素材がいっぱいあります。

でも、周りが経年変化をして味が増していく中で、ある部分だけがいつまでも新品同様って、違和感ありませんか?人間も歳を重ねるごとに日焼けをしたり、シミやシワも増えますよね。

それが魅力的に見える人もいれば、くたびれて悲しく見える人もいます。どのように見えるかは、きっとその人の生き方や人間性に大きく影響するように思います。

家の経年変化も、素材や環境、手入れの仕方や暮らし方、使い方によって大きく変わるんです。

そこに住む人間と同様、いい歳のとり方をしたいものです。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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