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東京・埼玉で長寿命な住まいを考えたらRCdesign

くもりの東京です。

そんな今日は朝からミーティング、5丁目のOBオーナー様来社、巣鴨4丁目計画検討、提携会社さんと電話、練馬高野台計画検討、電気屋さん来社、成増の不動産会社さんと電話など。

午後は千葉県八千代の業者さん事務所へ、打ち合わせなど。帰社後は世田谷区中町計画検討、文京区向丘計画検討、リノベーション計画検討など。夕方は土地家屋調査士さん来社打ち合わせ、業者さんと電話、各種段取りなど。

気が付けばすっかり桜の木も緑が多くなって、近所のイチョウ並木も緑が鮮やかになってました。そんな中昨日は洗車しましたので、数時間内に雨が降るでしょう。

ではこちら。

これでいいのか、中国の建築物!極端に短命、「千年塔」も10年で取り壊しに―中国メディア

2011年4月17日、浙江大学の範柏乃(ファン・バイナイ)教授は、中国各地で次々と建てられる「短命な建築物」が、資源の浪費と経済的損失をもたらすだけでなく、民衆の政府に対するイメージを悪化させていると指摘した。新華網が伝えた。

範教授によると、中国はすでに建築における新規着工面積が世界で最も大きい国家となっているが、中国の建築物は極端に「短命」で、平均寿命は25〜30年ほどしかないという。

それに比べて英国では132年、米国でも74年。同教授は、短命の原因は建築技術ではなく、利権だけを求める各地方政府が計画性のない都市開発を進めているからだと指摘する。

例えば、遼寧省瀋陽市の瀋陽五里河体育館。2億5000万元(約32億円)を投じて建てられたこの施設は、わずか18年間使用した後、07年に取り壊されている。2010年3月には、海南省海口市に3000億元(約3億8000万円)以上費やして建てられた「千年塔」がわずか10年で取り壊され、「短命塔」になってしまった。
2011年04月18日13時37分 提供:Record China

おいおい、何やってんだよ中国!という感じの記事です。

世界では資源が枯渇するという危機の中で、限られた資源を大切にしなければいけないっていうのに、建築物の平均寿命が25〜30年では無駄遣いとしか言いようがないです。まさに資源の浪費ですね。

同教授は、「中国の利用可能な1人あたりの資源量は世界平均より少ないにもかかわらず、毎年世界の総消費量の40%ものコンクリートと鉄鋼を消費している」と警笛を鳴らした。それに加え、建設と取り壊しを頻繁に繰り返すことによって毎年4億トンの建築ゴミが生産されるということです。

って、そう言えば日本も同じだったんだ。
しかも日本は何年も前からずーっと言われ続けているのに、いまだにあまり改善していない気もします。

確か中国では日本をかなり研究していると聞いていたんですけど、どうも経済のうわべだけしか見ていないようです。

本来建築物は消費するものではなく、社会資本として耐久性の優れたものでなければいけません。

社会資本の価値が寿命が短いということはそれだけ国力が損なわれるということですので、どこまで行っても豊かにはならないし、一時繁栄したとしても、その寿命もまた短いということになります。

それでも今中国がこの点に気づいたと言う点については、もしかすると日本よりマシかもしれません。人口が多いだけに、早くここの対策を講じれば中国の未来も明るいものになると思います。

一方日本では、少しずつ建物の性能を論議できるようになってきましたが、それでもまだまだ満足できる内容ではないですね。

少なからず建物は2世代、3世代と使い続けていただきたいものなんです。そうすることで、社会資本が充実し、住まいに関する出費も抑えられるようになるんです。

そして次世代では豊かな生活が実現できるようになれば良いと思いませんか。

弊社ではRC(鉄筋コンクリート)住宅を日本のスタンダードにしたいと思っています。

それでは。

今日もありがとうございます。

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