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東京・埼玉で住まい造りを考えたらRCdesign

雲があるものの暖かな東京です。

そんな今日は朝から資料作成、中央区月島計画検討、その後世田谷方面へ。

午後は世田谷区中町のお客様宅訪問、打ち合わせをさせていただきました。ありがとうございます。帰社後は練馬高野台計画検討、資料作成、来客面談、大工さんと打ち合わせ、図面作成など。夕方は電気屋さんと電話、土地家屋調査士さんと電話、西新宿5丁目計画検討など。

さすがにGW中ということもあり、比較的都内の道路も空いていたように感じた今日ですが、沖縄では梅雨入りしたとか。そんな中でも今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第62回をお届けしましょう。

前回は、自然状況や、その土地、四季によって違う日照状況、一日の中でも変わってくる風の流れなどを考えること。自然を最大限に生かした寝室づくり、住まいづくりと、補助である照明や空調なども上手に取り入れることが、快適につながる。また快適な温度を保つには建物の気密性と断熱性と蓄熱性がとても重要になります。でしたね。

今日は“自分にとっての一番”についてです。
家づくりをはじめると、本当にたくさんの住宅会社や工法があることがわかってきますね。チェーンやグループ(フランチャイズと言う方がわかりやすいでしょうか)TVコマーシャルで目にするような大手の住宅会社。新聞の折り込み広告に入ってくる地元の工務店。

それから、あまり知られていないような小規模の設計事務所に工務店も、数え切れないほどたくさんあります。

そして、それぞれ、素材や、耐久性、耐震性、断熱材、工法、デザイン、など自社の宣伝をしています。どこも良く思えたり、漠然と騙されているんじゃないの?と思ったり。

何を信じて決めればよいのか、わからなくなりますね。
業者選び、工法選びを迷うのは、みんな当たり前なんです。展示場へ行ったり、自分なりに情報収集をしたり、そうして何社かに絞り込むわけですね。

展示場に出展している家のなかで外観が自分の好みだったから?
知り合いが建てて良かったという評判を聞いていたから?
その会社の営業マンがとても好印象だったから?
とにかく今の予算に合致しそうだから?

色々と勉強し情報収集したつもりでも、結局はこのような理由で決めてしまう人が実際多いんです。なぜでしょうね?

以前お話した、住まいづくりのパートナーを選ぶことは、外食で例えて、何を食べたいかで行くお店を決めることと同じだ。という話を覚えていますか?

パスタが食べたいのに、和食の料理店に行っても食べたい料理は食べらませんよね。自分が欲しいものをちゃんと知った上で、それを売っているお店を選ばなくてはいけないんです。

◆『イタリアンと和食、どちらが優れていますか?』
人それぞれ好みもありますし、そのとき食べたいものも違います。
それに、イタリアンと和食では特徴が全く違うのですから、どちらが優れいてるかなんて比べることができないんです。

これと同じで、たくさんの業者さんやさまざまな工法などを比べてどこが一番優れているなんて言えないということです。

あなたは、結婚相手を外見だけで決めますか?
外観が好みだった、というだけで業者さんを決めるのと同じですよ。良い評判を聞いたとしても、良かったのはその人だからかも。あなたにとっては良いかどうかわかりません。

営業マンが好印象、これは当たり前です。売ろうと必死なんですからね。実際に家を建てるのは営業マンではありません。自分が欲しいと想い描いている住まいを現実にしてくれる業者さんや工法があなたの一番になるんですね。

もちろん基本性能はしっかりと押さえておかなくてはいけませんよ。設備や仕上げはリフォーム出来ますが、耐震性能や耐火性能などの基本的な部分はそう簡単には交換できませんからね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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