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東京で近代建築の住まいを考えたらRCdesign

薄曇りの東京は過ごしやすかったです。

そんな今日は朝から書類作成、世田谷区新町計画検討、見積作成、電気屋さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話、お問い合わせ対応など。

午後は蓮根の歯科医院様と西台のお客様へ書類お届け、帰社後は北区赤羽でご検討のお客様とお電話、ありがとうございます。品川計画検討、出版社さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話など。夕方は世田谷区中町計画検討、千葉計画段取り、図面作成など。

午後は天気雨や雷雨がありましたね、外出途中の方は大丈夫でしたでしょうか。季節の変わり目ですのでご自愛ください。

ではこちら。

ガラスの今昔〜教会のステンドグラスから、六本木ヒルズまで〜

私たちが住居を考えるとき、まず大切だと思うことはなんでしょう?家の広さ、環境、コストいろいろありますが、日当たりも重要ですね。部屋の中に明るく暖かい日の光を導きたい。そう思ったとき、私たちはためらうことなく大きな窓を作ります。

ガラスの歴史は紀元前3000年から

ガラスができたのは、なんと紀元前3000年、チグリス、ユーフラテス川流域にオリエント文明が栄えた頃に遡ります。ガラスをドロドロに溶かし、中空の棹の先に溶けたガラスをまきつけ、息を吹きこんでふくらます作り方は紀元前300年頃に同じ地で発明されたそうです。

その頃のガラスは大変高価で、宝石として珍重されていました。時がたち、ガラスが窓ガラスとして最初に使われたのは、紀元前20年ころローマにおいてと言われています。もちろん、それ以前から、人間は窓に光を通す素材をいろいろと試していました。

中国やイスラムでは、石や陶器の窓格子、また各地の古代住居には、ウシの胃袋や、ケモノの皮、布や紙など、いろんな半透明の素材が試されていたのです。やがてローマで窓ガラスが吹きガラスでつくられて後も、1500年頃までは窓ガラスには吹きガラスが使われていたそうです。

それが飛躍的に進歩したのは、ローマ帝国滅亡後。イスラム文化の中で発達していた金属科学と結びつき、自由な色のガラスを作れるまでになり、イスラム教寺院やビザンチンのキリスト教会でステンドグラスとして使われることとなりました。普通の人々の家にまだガラス窓が普及していなかった時代の話です。教会の広いガラスから入る光は、心に安らぎを与え、また教会の偉大さ、神の偉大さを印象づけたに違いありません。
2011年05月17日21時30分 提供:Kmonos

今日はガラスの話題です。

ガラスは近代建築の三要素といわれるコンクリートと鉄に並ぶ重要な建築材料なんですが、一般的にはこちらもあまりよく知られていません。

しかし、この三要素のお陰で建築が発展したとともに、私たちの暮らしも豊かになりました。しかもこの素材はすべて自然素材というのが嬉しいですね。

上記記事にもあるように、その歴史はとても長く、窓ガラス以外でも食器、照明、装飾品など、最近では家電製品や通信設備にも利用されていますので、実は今の生活を支える重要な材料なんです。

こと建築に限っても、最近は非常に技術が発達して、断熱性や耐火性能も向上しました。そのこともあって、一面ガラス貼りの高層建築も多くなってきました。

都内ではほとんどの地域でガラスに網が入っている網入りガラスが使用されていますが、これは火災時に一定時間飛散しないことを目的に消防用設備として義務づけられているものなんです。

でも折角の眺望が台無しになってしまうこともあり、そんな時のために今では網が入っていなくても一定時間割れないガラス(耐熱強化ガラス)というものもあります。

また、弊社で標準のペアガラス(複層ガラス)も、より高性能な遮熱タイプや真空のもの、耐熱強化や防犯などに対応できるようになりましたので、用途に応じて選べるようになりました。

ところで、意外と知られていないのが、コンクリートにもこのガラスが少なからず使われているんですよ。

正確には二酸化珪素(シリカ)という同じ成分を含んでいるということなんですけど。このことからも、コンクリートをしっかりと施工すると水を通さないという性質を得られることが理解していただけると思います。

もし近代建築の三要素コンクリートと鉄とガラスで造るRC住宅をお探しなら、是非お気軽に弊社までご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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