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大暑なのに涼しい東京です。
そんな今日は朝から資料作成、北区赤羽計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。関連不動産会社さんと電話、中野区南台計画検討、お問い合わせ対応など。
午後は西新宿計画のお客様とお電話、ありがとうございます。コンクリート工場さん来社打ち合わせ、その後世田谷区喜多見のお客様宅へ書類お届け、現場視察など。夕方帰社後は新座市計画検討、商社さん来社打ち合わせ、ミーティングなど。
本来ならば大暑の今日は最高に暑い日になるはずなんですけど、そうでもありませんでした。子供達にはもう少し暑い方がプールも楽しめるのにね。それでは土曜日恒例の家づくり講座第74回をお届けいたしましょう。
前回は、家づくりの最大のポイント、業者選び。「時間」「資金」「こだわり」がキーワード。一番大切なのは「こだわり」です。あなたが「どのような家でどのような生活を送りたいのか」という想いをもう一度整理してくださいね。そして、最後は「人」対「人」。家は車や家電製品のように出来上がった物を買う事とは違います。人との相性を大切にしてくださいね。でしたね。
今日のテーマは「土地探し」です。
弊社にご興味を持っていただく方の約半分が土地をお持ちではなく、まずは土地探しという方なんですが、この場合は家づくりの第一歩が土地探しになります。
一般的に利便性や価格などを考慮し、決める事が多いようですね。しかし、土地の持つ“特性”が、その後の家づくりに大きく左右します。
後で後悔することのないよう、大事な決断をする前には、あなたの目と足で確かめましょう。他人任せは禁物ですよ。
◆家づくり同様「何から始めていいのか・・・」と戸惑う人が多いのではないでしょうか?
実際に動き出す前にしなければいけない事は、“なぜ家を建てようと思ったのか”を整理し、家族で再確認することです。永住する予定なのか、それとも住み替える予定なのか。
その家でしたいのは、例えば、子育てなのか仕事なのか、それとも趣味なのか。ライフプランをもう一度チェックしてください。
「家づくり、業者選び、でライフプランはもうしっかり話し合ったから大丈夫です!!」という声が聞こえてきそうですね。確かに『ライフプランを・・・』と何度も繰り返していますが、これは企業にとっては経営戦略を立てるようなものなんです。
家づくりは長い長い道のりです。色々な難しい決断を下す場面に遭遇するでしょうから、迷う事もあるかもしれません。迷ったときに『なぜ家を建てようと思ったのか』『その家でどんな生活を送りたいのか』というところに立ち戻る事で、堂々巡りを避けられるのです。だから、面倒がらずに是非もう一度家族で話し合ってくださいね。
◆それでは次に、
土地に求める希望条件を絞り込みます。環境や展望、通勤時間に土地の広さ、などなど。あなたにとって大事だと思う条件に順位を付けるんです。
◆では情報収集を始めましょう
土地の相場を調べましょう。
土地の価格が適正なのかどうかを判断することは、とても難しいですよね。相場の目安を知っていればある程度は判断することができるでしょう。
参考にするものはいくつかありますが、1つは路線価です。“路線価”は相続税や贈与税を算定するため、課税の対象となる財産の評価方法として国税庁が定めた価格です。
税金を算定するための基準であるため、実勢価格より低く設定されているのが普通です。その土地を管轄する税務署で閲覧できますし、国税庁のサイトでも調べる事ができます。
もう1つは基準地価です。“基準地価”は都道府県が判定するその年7月1日時点の土地価格です。基準地価では都市計画区域外の住宅地、商業地、工業地や宅地ではない林地も含んでいます。
広報される土地価格情報では最も正常な価格で、一般の土地取引の指標となるものです。市町村役場でいつでも閲覧できます。
当たり前ですが、ご予算のすべてを土地に使っては建物が建てられませんね、笑い話みたいですけどこのタイプの失敗は結構多いんですよ。
せっかくの土地も日々の暮らしが窮屈になってしまっては決して満足出来ませんね。だからこそ事前に建物の検討もしておく必要があるんです。まだ慌ててはいけません。
◆ここまで準備ができれば、次は実際に気になる土地に足を運びましょう。
おっと、少し気になったくらいですぐに不動産会社に電話はしないでくださいね、物件の有る無しの確認くらいなら良いんですけど、この段階ではまだ名前や連絡先はくれぐれも明かさないようにしましょう。
取り返しがつかないことになる場合があります。
次回は、実際に足を運ぶ際にチェックすべきポイントです。
それでは良い週末を。
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