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東京で土地探しから家を建てるならRCdesign-studio

くもりの中午後は少し日が差した東京です。

そんな今日は朝から資料作成、その後埼玉県新座市のお客様宅へ書類お届け、帰社後は杉並区西荻北計画検討、見積作成、資材メーカーさんと電話、材料発注など。

午後はデータチェック、新宿区早稲田計画検討、世田谷区中町計画段取り、お問い合わせ対応、蓮根の不動産会社さんと電話、資料作成など。夕方はミーティング、賃貸住戸現地調査、各種段取りなど。

今日も夏らしからぬ天気でしたが、もしかしてこの週末に夏休みをとっているという人もいらっしゃるかもしれませんね。残念ながらプールには行けませんが、住まいづくりの勉強はできます。それでは土曜日恒例の家づくり講座第75回をお届けいたしましょう。

前回は、住まいづくりの長い道のりの中で迷ったときに『なぜ家を建てようと思ったのか』『その家でどんな生活を送りたいのか』というところに立ち戻る事が大切なんです。次に、土地に求める希望条件を絞り込み、情報収集を行います。下準備が終われば、実際に気になる土地に足を運びましょう。でしたね。

今日は「土地選びで確認すること」についてです。

これ!と思う土地が見つかったら、まず適正価格かどうかを調べて判断してください。土地に関する法律や土地税制、住宅税制などの情報も勉強できればしておきたいですね。

そして必ず現地に足を運ぶ事です。日当たりはもちろん、接している道路幅、匂いや音まで確認してください。安いからといって飛びつくのは考え物ですよ。

安い土地には必ず理由があるんです。例えば、周辺環境が悪い、崖地や斜面を含む土地。変形敷地や狭小地。道路に接していない。接する道路の幅が狭い。など。

そこで、設計や建築技術などによって克服できる条件かどうか、専門家に相談しましょう。その理由が設計や建築技術によって克服できる、もしくは他の人にとっては条件が悪くても自分にとってはメリットと思える場合は本当にお買い得といえますね。

克服できないのは、周辺の環境です。
・近くに産業廃棄物処分場がある。
・近くに化学工場がある。
・近くに火葬場や養豚場や養鶏場がある。
というような環境は変えることは困難ですね。

それから些細な事のように感じるかもしれませんが、隣家と密接していて土地との境界線ギリギリにエアコンの室外機があったとします。エアコンの室外機は、人の耳には聞こえないけれども、震動として伝わる低周波を発していますから、敏感な人は低周波を浴び続けると具合が悪くなったり眠れなくなったりすることがあるので気をつけましょう。

大切な事は、実際に足を運び目で見て肌で感じることなんです。

◆第六感も大切に
五感にプラス第六感も大切にしてください。何だか非科学的な話ですが、そこにいるとなんとなく気持ちが悪い。という土地は避けたほうが良いかもしれません。特に子どもは敏感です。

その土地に行くと眠いわけでもお腹が空いたわけでもないのに、必ず赤ちゃんがぐずり出す。という時は注意した方がよさそうですね。

◆土地選びのパートナー
というと、不動産業者を誰もが思い浮かべると思います。しかし、建築をよくわかっている業者は意外と少ないものです。

土地を売る事が仕事ですから「できるだけ早く売りたい」という思いが優先し、不都合な情報を隠している事だってあるかもしれません。

よくある失敗事例では土地は何とか買えたけど、もう予算の残りが少ないので、何でも良いから建ててください・・・というもの。

これでは住まいづくりの目的は決して果たせませんね。

だからこそ、建築のわかる人のアドバイスが不可欠なんです。当初から理想のプランを伝えておけば、一見不利な条件でも克服できるアイデアがあったり、建物の価格と土地の価格をバランス良く配分してくれます。

実は弊社もそんなサービスを始めていますので、土地からお探しの方もお気軽にご相談くださいませ。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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