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東京で地震に強い家を建てるならRCdesign

青空に灰色の雲がジョジョに広がった東京です。

そんな今日は朝から資料整理、その後練馬区春日町のリフォーム現場へ、塗装屋さんと打ち合わせ、帰社後は板橋区内でご検討中のお客様にご来社いただき打ち合わせと物件案内、ありがとうございます。関連会社と電話、埼玉県新座市計画検討など。

午後は世田谷区中町計画検討、資料作成、練馬の業者さんと電話、埼玉県和光市でご検討いただいているお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。設備屋さん来社、豊島区駒込計画検討など。夕方は電気屋さん来社打ち合わせ、杉並区西荻北計画検討、水道屋さん来社、各種段取りなど。

あ!今日で8月も終わりじゃないですか、と今更気が付いても何も出来ません。しかし、皆さん台風養生は出来ていますか?地上と3階では風の強さは全然違うんですよ。今ならまだ間に合いますので飛ばされるモノが無いようにしてくださいね。

ではこちら。

地震は予知できない!東大教授、実名告発の波紋

わが国の地震対策はなぜ予知に偏ってきたのか、誰がそうさせたのか。東京大理学部のロバート・ゲラー教授(59、地震学)が新著『日本人は知らない「地震予知」の正体』(双葉社)で、ゆがんだ実態を当事者の実名入りで明らかにした。その“元凶”は30年以上も昔、ある法律の制定にさかのぼる。

これまで科学誌になどに論文を発表してきたゲラー氏が、専門知識がなくとも理解しやすい本の出版に踏み切った。「地震は周期的に起きる。前兆があるというマインド・コントロールから多くの人が脱してほしい」との強い思いが、教授のペンを走らせた。

ゲラー氏によると、かつての地震予知は少額の予算しか確保できない「研究計画」にすぎなかった。ところが69年、政治力によって「実施計画」へと格上げされ、高額予算の配布が可能に。年70億円が支出されるナショナルプロジェクトとなった。

76年、東海地震の危険性が指摘されると、予知態勢整備への動きが加速。78年に「大規模地震対策特別措置法(大震法)」が制定され、地震予知が法的に裏付けられた。さらに東海地震の想定域などを「地震防災対策強化地域」とした、特定の地域に偏った防災対策も始まった。

「地震が起きるプロセスは『複雑系』で、いつどのように発生するか予測するのは不可能。例えば鉛筆を両手で曲げると、そのうち折れるが、いつ、どのような折れ方をするか分からない。鉛筆ですら予測できないのに、地球の中のことがどうして簡単に分かるのか。また、大きな地震は日本全国どこでも起こりうる。東海、東南海といった特定地域偏重の防災対策も是正すべき」そのためゲラー氏は、予知や特定地域の防災対策に偏る法的な根拠となる大震法について「すぐに撤廃すべき」と訴えている。2011年08月31日17時00分提供:ZAKZAK(夕刊フジ)

なるほど。

確かに日本で地震が予知出来るようになったら良いかも、と思ってしまうのも無理はありませんし、そのために税金が使われるのも黙認してしまうでしょう。

しかも30年以上も昔だったらマスコミの情報を疑うこともなく、みんなが受け入れていたはずですので、多額の予算を利用されていたとしても、疑問を持つことは無かったかもしれません。

しかし、時代は変わって誰でもが簡単に情報収集出来る世の中になり、コンプライアンスや情報開示が進みましたので、このような話に触れることが出来るようになったんですね。

これまでに地震予知の分野で一般庶民が受けた恩恵ってそんなに多くはないかもしれません。震災前からあった地震緊急速報もイマイチ実用的にどうなんだというレベルだと思います。

また、携帯に送られてくる速報も鳴った瞬間に揺れてみたり、ややもすると揺れてから鳴ったりすることもあります。そう言えば今日もそうでした。

結局あと数十秒後に地震が来ます、と言われて何が出来るかを実際に経験してみると、本当にたいしたことが出来ないということがわかりました。

記事の中でゲラー氏は「できもしない地震予知に投じる予算があるなら、護岸工事、耐震補強、防災教育など国民の生命、財産を守ることに回すべき」と言われています。

さらに著書の中では「『東海地震』という言葉は予算獲得のための方便として万能の力を発揮してきた」と指摘され、例として、防災名目で東海地域に1兆円以上の公共事業が重点配分されてきたそうです。

なかなか国家予算の配分や使い道というのは、最近の事業仕分けのようなことでもない限り私たちが目にすることは少ないですし、ましてや意見をすることなどはないんですけど。

やっぱり地震大国日本の中で、自分と家族の生命、財産を守るには自らしっかりとした対策をしておく必要があるのではないでしょうか。

ということで、地震や火災など、災害に強い家を建てたいという方にはRC(鉄筋コンクリート)住宅をオススメいたします。

それでは。

今日もありがとうございます。

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