ブログネタ
もう木造住宅は造るまい。 に参加中!
東京で土地探しと家を建てるならRCdesign

午前中は必要以上の雨で午後は曇りの東京です。

そんな今日は朝から和光市計画検討、浦和方面でご検討中のお客様にご来社いただきました。北区赤羽計画検討、提携会社さん来社打ち合わせ、世田谷区代沢計画検討など。

午後は会食の後資料作成、下目黒計画検討、杉並区今川計画検討、見積作成、千住仲町計画検討など。その後和光市計画のお客様宅へ打ち合わせ、ありがとうございます。夜に帰社後は資料作成、西新宿計画検討など。

雨が止んだ午後はちょっと暖かくなったように感じました。気が付けば今日は12月最初の土曜日ではないですか。先週は気仙沼に行っていたのでお休みしてしまいましたが、今日はお待ちかねの家づくり講座第90回をお届けいたしましょう。

前回は、不動産流通の仕組み、建築条件の外し方の話でしたね。知らずに土地選びをすると損することになりますので、復習をしておいた方が良いかもしれません。

今日は、土地選びの具体的な手順をお話しますね。
実際に土地を選ぶ時の順番ですが、動き出す前に決めておくことがあります。まず、不動産価値をどう見るかです。それによって探す場所が変わってきます。

不動産価値を気にしないのであれば、どこでもいいです。単に安いところを選んでください。しかし、財産として考えるなら、需要の多い地域から選んでください。なぜなら、売り易い、すなわち不動産としての価値があるということですから。

次に、夫婦の価値観をすり合わせておくこと。奥さんは生活の便を優先させたい。しかし、ご主人は環境重視。逆もありますが、そういう場合、どのように意見調整するかですね。前もって十分話し合っておかないと、後でもめることになります。ですから、土地選びを始める前に、夫婦の価値観をすり合わせておいてください。

そして、誰を中心に土地を選ぶか?子ども、ご主人、奥さん、誰を中心に選ぶかで場所が変わってきます。

子ども中心なら、学校区を考えますよね。ご主人中心なら、職場に近いところ。奥さん中心なら、生活の便かもしれませんね。誰を中心に考えるかによって選ぶ場所がまったく違ってきます。だから、前もって決めておいてください。

さらに、建物と土地のバランス。よくあるのが、建物のことをあまり考えず、土地を買ってしまうことです。

その場合、欲しい所は高いので、少々無理してでも買ってしまう。そうすると、建物にかけられる予算が限られることに・・・。

そもそも順番が逆なんです。

こんな家に住みたいから、それにはこのくらいの予算が必要。だから、土地の予算はこれだけ。土地だけ買うわけではないので、土地と建物はセットで考えてください。

そして、建物にこだわりをもって、土地選びを進めてくださいね。

では、これから土地選びの具体的な手順を話します。まず、先ほどの不動産価値、夫婦の価値観、誰中心、予算配分。その結果、絞られた地区、地域がありますね。その地域の売り物件を、全部拾い出してください。

次に、その集めた中で、もっと詳しく知りたいと思う土地だけ選び出してください。それから、それらを不動産屋さんに全部資料請求してください。

そして、資料請求した中で実際に見に行きたいなと思えるところをピックアップしてください。そのピックアップしたところを、実際にご家族で見に行ってください。

その中から、ここだったらというのを3つぐらいに絞ってください。3つに絞りこんだ段階で、プロと一緒にそこへ見に行きます。

プロと言うのは、建築のプロのことです。

では、なぜ、建築のプロと一緒に見に行かなければいけないのか?それは、不動産屋さんは、土地についてはプロですが建物は素人の方が多いからです。不動産屋さんは、建物について良くわからないんです。

もちろん、法律上のことは、プロですから分かります。しかし、その土地にどんな建物が建つかというアドバイスはできません。

土地だけ買う場合は別ですが、通常、その土地に建物を建てるわけですよね。だから、そこにどんな建物が建つかをその場で助言できる人と一緒に見に行く必要があるんです。

そうしないと、どの土地を買って良いかの判断がつきません。そこで、建物のプロと一緒に行き、それぞれを比較検討するわけです。

そして、その中から最もふさわしいところを選んでください。多くの場合、土地は不動産屋さん任せで、言われるまま決めています。だから、後で困ることがいろいろと出てくるんです。

これが、土地を買う時の手順です。

今日は、土地選びの具体的な手順を話しました。
1.地域を決定する。
2.その地域の売り情報をすべて集める
3.興味のある土地情報だけを資料請求する。
4.買ってもよさそうな土地だけを見に行く。
5.3か所の絞り建築のプロを見に行く。
6.プロのアドバイスに基づき1か所に決める。

順番を間違えると、自分にふさわしい土地に巡り合えませんし、思わぬ出費になってしまったり、そもそも理想の生活が出来なくなってしまう場合もありますからね。是非建築のプロと一緒に土地探しをしてください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

人気ブログランキングへ ←雪だるまに暖かい応援のクリックをどうかひとつ!