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快晴の東京です。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、文京区湯島計画検討、和光計画のお客様とお電話、墨田区向島計画のお客様とお電話、ありがとうございます。提携会社さん来社打ち合わせなど。

午後は関連不動産会社さんと電話、西新宿計画検討、構造検討、目黒区原町計画検討、図面作成、材料メーカーさんと電話、地盤調査会社さんと電話、提携会社さんと電話など。夕方は図面作成、江戸川区葛西計画検討、資料チェックなど。

いやはや、今日で1月も終わりですね、あっという間のような、それでいてやっと終わりかという感じもします。明日からは2月ですが、今年は1日多くあります。張り切ってまいりましょう。

ではこちら。

直下型地震に強い理想の家の形は正方形 吹き抜け構造は弱い

<M7級の首都直下型地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する>
東京大学地震研究所の研究チームがこんな試算をまとめた。東日本大震災では、その被害の多くが津波によるものだったが、直下型地震の場合、危惧されるのは阪神・淡路大震災のような建物の損壊と火事だ。

それでは一軒家の場合はどうなのだろうか。日本セイフティー災害研究所所長の伊永勉氏は「庭をつけることが理想」と話す。

「庭は避難場所になるだけでなく、庭があれば隣が火事になっても簡単には燃え移ることはありません。ですが、当然値段は高くなる。耐火壁を取り付けるなどして燃え移ることを防ぐ工夫が必要です」

木造家屋の場合、耐火壁は100平方メートルで約50万円といわれている。土地代の高い首都圏では庭付きはおろか駐車場スペースも1階部分に取り付けていることも少なくない。しかし、こうした住居では耐震性は大きく損なわれるという。

「入り口部分の壁がないため、柱はあっても、建物上部を支える壁面が減ってしまうんです。阪神・淡路大震災のときはこうした住居が多く全壊していました。柱と柱の間に梁を増やすなど補強する必要があるでしょう」(前出・伊永氏)

ほかにも地震に弱い一軒家として凹凸型のタイプがあると危機管理教育研究所の代表・国崎信江氏は指摘する。「家の形の理想は正方形。凹凸のある複雑な形の場合、揺れ方も複雑になってしまい、一部に集中して力がかかってしまうんです。また吹き抜け構造も柱や梁の数が減ってしまい強度は落ちてしまうでしょう」
2012年01月31日07時00分提供:NEWSポストセブン

なるほど。

先週の報道依頼、注目を集めている内容ですので、他のメディアでも多くの続報や検証などが伝えられていますね。

まあこれらは一般的にも言われていることですので、すでにご存知の方も多いと思います。

しかし、昨年からちょっと気になるのが、地震というものが、イコール横揺れと思いこんでいる場合や、それも比較的ゆっくりな揺れを想像されている方は、東日本大震災でも大丈夫だったから安心と思っているが人がいるということです。

記事にもあるように、直下型の地震では、上下の揺れ、縦揺れも発生しますので、これには注意をしなければいけません。

阪神大震災の時は天井にピアノの跡が残っていたりしましたので、そのエネルギーの大きさを知ることが出来ると思います。

従来の木造日本家屋では、最初に火災の延焼を防ぐ目的として瓦屋根が採用されました。しかし、それが地震の横揺れに弱いという結果になってしまったわけですが、そもそも柱と梁という骨組みだけで、南側に面してはほとんどが窓という構造が家を弱くしていました。

そこで近代の建築では、耐震には壁が有効ということが認められて、なるべく壁をバランス良く配置するようになってきたというわけです。

しかし、まだまだプランを優先するあまり、構造的に無理をしている建物も多くあるように思います。

阪神大震災でも多くの被害が出たピロティーのある建物は、その部分が弱点となり、力が集中してしまうことで倒壊する結果になったことはすでに常識なんですが、そんなことも忘れられている場合もあります。

また、記事でも触れられているように、火災の怖さについてももっと真剣に考えていただきたいと思います。

火災時に避難の時間をかせぐなら、鉄より木の方が有利だったり、燃える材料を燃えない材料で覆っていても、温度が上がれば内部から発火すること、電気からでも火が発生することなどなど。しかし木や鉄は一度火にさらされたら再使用は難しいですね。

私の研究では地震に強く、火にも強いのは鉄筋コンクリート(RC)住宅ということになりましたので、家を建てるならRC住宅にしてくださいとお願いしております。

とにかく、なるべく早くしっかりとした対策をしていただけますよう、お願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうございます。

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