ブログネタ
RC住宅を建てよう! に参加中!
東京で注文住宅を建てるならRCdesign

晴れて暖かくなったひな祭りの東京です。

SANY0012そんな今日は朝から世田谷区新町の現場へ、目出度く引き渡しをさせていただくことが出来ましたので、建物の取扱い説明を行いました。ご家族皆様の喜んでいただいているお顔を拝見でき、こちらもとても嬉しく思いました。
←こちらはお建て替え前の現地。


写真←こちらが今回お引き渡しさせていただいた建物です。

午後に帰社後は水道屋さんと電話、杉並区今川計画検討、図面作成、地盤調査会社さんと電話、和光計画検討、西新宿計画検討、電気屋さんと電話、ガス会社さんと電話など。夕方は世田谷区中町のお客様宅へ、追加工事立ち会いなど。帰社後は提携会社さんと電話など。

と言うことでひな祭りで盛り上がっているご家庭もあるかもしれませんね、我が家は残念ながら愚息二人ですので、何のイベントもございません。では気を取り直して恒例の家づくり講座第100回をお届けさせていただきましょう。

今日はある友人から聞いた話を。
築11年の家に住む両親が、間取りで後悔している事があるのだとか。それは縁側を設けなかったこと。

困った事があったら隣近所と助け合う、程よい距離感で暮らしており、特に用事は無くても、ふらっと立ち寄って話をしていく人が多く「最近顔を見てないけど、元気かい?」という感じ。

なかなか良い環境ですね。「立ち話では疲れるし、家に上がってもらったら長くなるし、そこまでの話じゃない。ちょっと腰掛けて話せる縁側か、土間があれば良かったなあ。建てるときは考えもしなかったけど」と、最近はよく話しているそうです。

アニメの『サザエさん』に出てくるような縁側。今、あなたの頭にパッと浮かんだ、あんな感じでしょうね。

11年前に家を建てようと、住宅会社を選ぶときは、「近くの小さな会社よりハウスメーカーの方が、倒産することもなく安心だろう」という理由で、車で1時間ほどかかるハウスメーカーに依頼したそうです。

往復2時間。週に一度やニ度、打ち合わせで通うわけです。壁紙選びなど時間が掛かかる日もあるでしょうから、とても疲れたでしょうね。

ハウスメーカーの対応には、まあまあ満足していたそうですが、何年も住んでみたからこそ「自分だけの家ではなくて、万人向きの、誰でもそこそこ便利に暮らせるような家」と実感しているとか。あの営業担当者も何処え行ったかわからないし・・・とか

以前の家の不満点は解消されたそうですが、不満部分にだけこだわったので、自分がそこで何をして、どう暮らしたいか、なんて考えもしなかったと言っているそうです。

ハウスメーカーも、今までどんな暮らし方をしていたか、新しい家で何をしたいかなんて、聞いてくれませんからね。お互い、誰のための家をつくろうとしていたのか・・・。

家づくりについて勉強しているあなたなら、「おかしい」と気付く事ができるかもしれませんが、そんな視点を知らず、“不満を解消すること”を中心に考えていては難しいでしょう。

縁側があると部屋が暗くなるからイヤだ、と思う人もいます。でも、暮らし方によっては必要な人もいます。違って当然で、どちらが正解という訳でもないのです。

ただ、家の中に遊びの空間があると、家族の成長に合わせて色々な使い方ができますよね。

子どもが小さい時は兄弟で秘密基地をつくったり、寒い冬は縁側で、ゴロンとひなたぼっこをしたり、ムダだけど、何だかホッとする空間・・・。

廊下などのムダなスペースを削って、少しでも価格を抑えたい、という考え方もあるでしょう。でも、家族のために必要な「ムダ」だったら?

あなたは、どう考えますか?

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

  ←1日1回応援のクリックを忘れずに!
人気ブログランキングへ