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東京で建築家の住宅を建てるなら
RCdesign今日も夏っぽい東京です。
そんな今日は朝から書類チェック、練馬の不動産会社さんと電話、世田谷区代沢計画検討、和光市計画のお客様とお電話、新宿区四谷計画検討、資料作成、台東区今戸計画検討など。
午後は関連不動産会社へ、打ち合わせなど。西東京市計画検討、その後和光市計画のお客様宅訪問、打ち合わせ。ありがとうございます。夕方帰社後は東中野の不動産会社社長と電話、足立区の業者さんと電話、構造担当と電話、世田谷区上馬2丁目計画検討、見積作成など。
いやはや暑い1日でしたね、こうも寒暖の差が激しいと体調を崩しやすいので、お体には十分ご注意ください。
ではこちら。
建築家の住宅仕事柄、いわゆる「デザイナーズ住宅」と呼ばれるものを拝見する機会が多い。どれも建築家の名前を大々的に全面に出し、一風変わったデザインやプランで好奇心をそそる。
コンクリート打ち放し、メゾネット、ガラスの浴室。浮いたようなデザインのステンレスキッチン、可動式の収納……。どれもパーツとしては格好良く、見栄えがする。自分も当初は興奮しながら拝見したものだが、最近は少々食傷気味である。だって、使いづらそうだから。
時代は戻るが、90年代〜00年代のバブル期に建てられた所謂デザイナーズ住宅に空室が目立っている。第一次デザイナーズ住宅ブームに乗って建てられまくっ た住宅たちだ。この空室の増加は一過性のものではなく、構造的なもののように思える。何しろどれも、空間としては格好良いのだが、いかんせん使いづらいの だ。
頭の良いユーザーは、すでに上辺の格好良さではなく、実際に住みこなせるのかどうか、押しつけではなく、自分のライフスタイルをそこで実現で きるのかどうか、ストレスなく住めるのかどうかに焦点をシフトさせている。そんなユーザーたちにとって、デザインのために使い勝手を犠牲にするなどあり得ない。
2012年05月24日15時30分提供:VOICE OF CAREER
なるほど。
これはなかなか耳の痛いお話ですが、業界の端っこに身を置くものとして、真摯に受け止めなくてはいけない内容だと思います。
住まいに関することというのは、実際にそのタイミングにならないと関心が沸かないものですし、そもそも住宅の情報収集をしたり、気にかけて見るということも案外少ないものなので、一般的にはあまり知られていないことかもしれません。
建築業界といえども、非常に幅広く、奥も深いんですけど、住宅を設計する人にも何種類か棲み分けがされているんです。
建築設計と言っても、その住宅を得意とする人がいるかと思えば、もっぱら商業施設だったり、事務所だったり、工場・倉庫だったりしますし、設計の中でも、意匠、構造、設備と分業になっていたりします。
また、ひとくちに住宅と言っても、記事のような建築家と称する人が、自分の作品を残すための手段として設計することもあれば、ハウスメーカーのように、システム化されたいつも同じ部品の組み合わせで設計するのも同じ設計、まあいろんなスタンスがあるということです。
残念ながら日本では設計に対するアイデアや技量などを評価し、その対価を良しとするような習慣があまりありません。これはHMなどが表向き無料で行うというサービスも原因のひとつかもしれません。
そんな中で、建築家として仕事を続けるためにも、目立つこと、アクロバティックなこと、斬新なことを追い求めるということがあったようにも思います。
芸術というジャンルに建築が含まれるのは、必ずしも悪いことではないと思います。しかしこと住宅に関して言えば、やはりそこで暮らす人の幸福度合いが優先されるべきではないでしょうか。
何よりもそこに暮らす人が安全に、快適に暮らすことが出来、その上で理想のライフスタイルを実現するためのステージが住宅だと思います。
少なからず弊社ではそこに暮らす人にスポットを当て、そのための適材適所だったり、普遍的なデザインの設計を続けていきたいと思います。
それでは。
今日もありがとうございます。
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なるほど。
これはなかなか耳の痛いお話ですが、業界の端っこに身を置くものとして、真摯に受け止めなくてはいけない内容だと思います。
住まいに関することというのは、実際にそのタイミングにならないと関心が沸かないものですし、そもそも住宅の情報収集をしたり、気にかけて見るということも案外少ないものなので、一般的にはあまり知られていないことかもしれません。
建築業界といえども、非常に幅広く、奥も深いんですけど、住宅を設計する人にも何種類か棲み分けがされているんです。
建築設計と言っても、その住宅を得意とする人がいるかと思えば、もっぱら商業施設だったり、事務所だったり、工場・倉庫だったりしますし、設計の中でも、意匠、構造、設備と分業になっていたりします。
また、ひとくちに住宅と言っても、記事のような建築家と称する人が、自分の作品を残すための手段として設計することもあれば、ハウスメーカーのように、システム化されたいつも同じ部品の組み合わせで設計するのも同じ設計、まあいろんなスタンスがあるということです。
残念ながら日本では設計に対するアイデアや技量などを評価し、その対価を良しとするような習慣があまりありません。これはHMなどが表向き無料で行うというサービスも原因のひとつかもしれません。
そんな中で、建築家として仕事を続けるためにも、目立つこと、アクロバティックなこと、斬新なことを追い求めるということがあったようにも思います。
芸術というジャンルに建築が含まれるのは、必ずしも悪いことではないと思います。しかしこと住宅に関して言えば、やはりそこで暮らす人の幸福度合いが優先されるべきではないでしょうか。
何よりもそこに暮らす人が安全に、快適に暮らすことが出来、その上で理想のライフスタイルを実現するためのステージが住宅だと思います。
少なからず弊社ではそこに暮らす人にスポットを当て、そのための適材適所だったり、普遍的なデザインの設計を続けていきたいと思います。
それでは。
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