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危険な暑さの東京です。猛暑お見舞い申し上げます。
そんな今日は朝から原稿チェック、電気屋さん来社打ち合わせ、和光市計画検討、図面作成、池袋のOBオーナー様とお電話、 西新宿計画検討のお客様とお電話、ありがとうございます。
午後も図面作成、商社さん来社、西東京市計画検討、北区赤羽のOBオーナー様とお電話、ありがとうございます。西新宿計画検討、提携会社さんと電話、井の頭計画検討など。夕方は西東京市計画検討、図面チェック、ミーティングなど。
開会式も終わり、いよいよオリンピックが開催されました。もしかすると今回はロンドンで良かったかもしれませんね。同じ夏と言ってもイギリスの暑さは湿度も低くて安全です。同じ季節に東京で開催したら非常に危険です。さて、気がつけばもう7月最後の土曜日ですね。恒例の家づくり講座第120回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。
家を新築する時、「初めて火災保険のことを考えた」という人は多いんです。持ち家に住んでいない人は、家財に保険を掛けることはあっても借りている家にまで掛ける必要はありませんからね。
だから、当然ですが知識が少ないんです。「火災」に、ご近所からのもらい火も含まれること。「騒じょう・集団行動・労働争議」というデモなどによる暴力行為や破壊行為による損害の項目があること。「盗難」は、盗まれたものだけでなく、その際の建物や家財に生じた損害も含まれること。あなたはご存知でしたか?
さらに、損害だけでなく、さまざまな費用も対象になります。
・壊れた部分の片付け費用・自宅から出火して、ご近所へ迷惑を欠けた時のお詫びの費用・火事が原因で、やけどなどのケガをした時の費用・災害時の仮住まいや引っ越しなどにかかる費用…などなど。
また、火災保険は基本的に地震や噴火を原因とする火災などを補償しません。なので、地震保険にも加入する必要があります。日本の場合、地震の心配がない地域はありませんからね。
生命保険に多くの種類があるのと同様に、火災保険にもたくさんの種類があります。小さな文字で書かれた約款は、気合を入れないと最後まで読めません。だから、苦手意識を持って、深く考えない(考えたくない)という人は、当然ながら存在します。
でもそれは、とてももったいないことなんですよ。火災保険は、「月払い」より「30年一括払い」の方がお得です。でも、一括だと保険料は数十万円になります。家づくりの予算配分に大きく影響しますね。
また、建物の耐火性能によって、保険料は驚くほど異なります。もちろん鉄筋コンクリート住宅が一番低い料率設定になっていますので、とってもオトクです。
さらに、必要な補償内容は、住む場所や家庭によっても異なります。高台に新築する人は、高潮や洪水などの心配は少ないでしょう?デモや労働争議の場になりそうにもない住宅街に住むのなら「騒じょう」に関する補償の必要性は低いでしょう?
でも、家づくりが始まったら、じっくりと勉強する時間はありません。それに、土地探しや間取りなど、住み方を考える方が楽しいんですよね。
だから、「家づくりの予定は、まだまだないんですよ」という頃から、あなたにも火災保険のことを気にしておいてほしいんです。
チラシやホームページを見ながら、「この土地を買ったら、こんな補償が必要だな。この保険会社は、保険料は高いけど評判がいいな」とか、普段から気にかけていれば、少しずつ知識も増えるし、苦手意識も徐々に減っていくでしょう。
今は、ネットで簡単に保険料の見積もりができるので、予算を組むときの目安にもなります。場合によっては、数十万円も余計なお金を使わずにすみます。でも、金額だけにとらわれていると、必要な補償をつけないで
後悔する羽目になることもあります。
自分たちを守ってくれる家をさらに安心出来るようにしてくれるのが保険です。納得できるように、しっかり勉強しておきたいですね。
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。
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