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9月1日防災の日の東京です。ご存知の通り89年前の関東大震災にちなんでのもので、災害への備えを怠らないように、再認識する日です。
そんな今日は朝から原稿チェック、台東区今戸計画検討、その後和光市計画の現場へ、各種打ち合わせとお客様ご案内など。いつもありがとうございます。帰社後は西東京市計画検討、図面作成など。
午後は図面作成、西新宿計画検討、練馬の不動産会社さんと電話、徳丸計画検討、ガス屋さんと打ち合わせなど。夕方は西新宿計画検討、図面チェック、和光市計画検討、ミーティングなど。
久しぶりに昼前に一雨ありました。お陰で少し涼しく感じました。そう言えば今日から9月ですもんね、しかも土曜日ですので、恒例の家づくり講座第124回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。
「マリッジブルー」
「マタニティーブルー」
どちらも、人生の大きな節目に経験する症状ですね。幸せなはずなのに、言いようのない不安感やイライラに襲われます。あなたたち御夫婦はどうでしたか?
マリッジブルーは女性が7割以上、男性でも4割以上の人が経験していると言われ、認知度が高いだけに周囲の理解もあります。
マタニティーブルーも同様です。特に初産の妊婦さんは、不安を感じやすいものです。
いつも住まいづくりの情報をお伝えするブログで、「どうしてそんな話を?」と思ったかもしれませんね。
それは、住まいづくりでも「ブルー」になる人がいることを知ってほしいから。
最近はブログなどで施主が情報を発信するようになったので、やっと広く世間に知られるようになったんです。また、新築だけでなく、転勤などの引っ越しも含めて年間4万人もの人が「引っ越しブルー」を経験しているとか。もしかしたら、すでにあなたも経験済みかもしれませんね。
家づくりでブルーになる原因はさまざまです。
・引っ越して環境が大きく変わること
・打ち合わせや手続きの煩雑さ
・熟考したのに、仕上がりに不満が残る
・子どもが家を傷つける・物を散らす
・これから長期に渡って、ローンを支払い続けるとに対しての不安
などなど。
転校が伴う場合は、子どもに症状が現れることもあります。これは、物事を真剣に考えたり、責任感が強い人に現れやすい症状です。周囲に迷惑をかけたくない、他人の目が気になる、といった人にも。
また、家づくりに情熱を注ぎすぎて、「燃え尽き症候群」になる人もいます。こうして考えていくと、いつ自分が発症してもおかしくないと思いませんか?
この「ブルー」とは「うつ」のことなんですが、「うつ」は「心の風邪」と言われるくらい、誰でも発症するものです。ちなみに、うつ病になると住宅ローンの審査を通らない場合があります。
また、女性は男性より2倍発症しやすく、回復には家族の理解が欠かせません。だから、あなたを含め、家づくりの中で「あ〜。もう打ち合わせなんて嫌だ。家なんていらない」などと訴える家族がいたら、打ち合わせを延期するなどして、早急に心身のケアをしてあげることが大切です。
また、あなたの子どもさんが「引っ越したら、一緒に遊ぶ友達がいなくなるんじゃない?」と不安を訴えてきたら、きちんと聞いて共感することも重要です。初期の適切な対応で、重症化を防げます。
スタッフの知人は、バタバタと考えることに疲れ果てて打ち合わせを3ヶ月ストップしました。その結果、それまで以上に家づくりを楽しめるようになったんだとか。
同じ土地での建て替えなら大丈夫でしょうが、土地から探して新築する場合、ほとんどの家族が「知り合いゼロ」からのスタートになります。
ガーデニングをしている時に声をかけられたり、ゴミ出しの時にご近所さんに会ったりと、小さな接触をきっかけにして、新たな交流が始まります。
それまでの不安な気持ちは、家族全員に共通しているもの。それを互いに話すことで、家族の結束が固まる、という良い効果もあるんです。
家族が辛そうな時、あなたの励ましが負担になることがあります。そんな時は、口を挟まず反論せず、話をじっくり聞きましょう。何とかして励ましたい時は、言葉にせず、背中をさするなど、スキンシップをする方が良いそうです。
家づくりは、大仕事。
だから、ストレスがあって当然なんです。そんなとき、家族への接し方を知っていると、お互いに楽しく家づくりができると思いませんか?
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。

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