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曇りで肌寒く感じた東京です。

そんな今日は朝からリフォーム現場にて建具屋さんと打ち合わせ、帰社後は学生さん来社、資料作成、法務局さんと電話、看護師さんと電話、見積作成、杉並区久我山方面でご検討のお客様からお電話をいただきました。ありがとうございます。

午後は練馬の不動産会社さんと電話、台東区今戸計画検討、図面作成、豊島区駒込計画検討、都市銀行さんと電話、和光市のオーナー様とお電話など。夕方は提携会社さん来社打ち合わせ、資料作成、西新宿計画検討など。

夕方からは雨になりましたね。本当に体温調節が難しい時期ですが、どうかお体ご自愛くださいませ。

ではこちら。

最近の「二世帯住宅」って、どんな暮らし?

Business Media 誠の読者の中には、住み替えを検討されている方もいらっしゃるかと思います。一般的には子どもが生まれて、そろそろ家を買おうかとなると、自分たち家族つまり単世帯で考える人が多いと思います。

しかしデフレ経済で給与が伸びない中、「二世帯同居」を検討してもいいのではないかと考える人たちがいます。以下の項目にいくつか該当する人は、ぜひ一読してみください。
(1)共働きである(予定がある)
(2)決して収入にゆとりがあるわけではない
(3)住宅だけでなく、余暇や趣味にもお金を使いたい
(4)親のどちらかが通勤圏内に住んでいる
(5)親の老後が少し気になる
(6)親の資産が5000万円以上ありそう 

今、二世帯住宅を選ぶ人が増えています。住宅情報サイト『SUUMO』が2011年に二世帯同居を選択した約100人に行ったアンケートによると、同居をしたことで住居費や生活費が削減できたという子世帯が半数以上おり、その削減額は最大で月間約14万5000円にも上ることが分かりました。
Business Media 誠2012年10月03日18時32分

なるほど。
 
確かに弊社でも年々2世帯住宅のご要望が増えている感じもします。経済的なメリットが具体的な数字で表されると俄然現実的になりますが、二世帯住宅には他にも様々な要因が絡んできます。

記事の調査では、共働きの子世帯とその親世帯に聞いた「二世帯同居」を選んだ理由がありました。 
子世帯側の1位は「家事・子育てを手伝ってもらえるから」。これはやはり2世帯住宅を建てる目的と言っても良いくらいの理由かもしれません。

ところが、親世帯の1位も「家事・子育てを手伝えるから」ということだそうで、結構ビックリですね。なんでも姑さんとしては「嫁が働くことで一家の家計にゆとりが出ますよね。家を建てるお金も子どもたちが多めに負担してくれました。私たちはその分、孫の面倒を見たり、炊事を手伝うことで貢献したいですね。いがみ合い? とんでもない、お互いが助け合ういい関係ですよ」と。

さらにお父さんは「自分の息子が小さい頃、私は週1日の休みしかなく、子どもと一緒に遊んでやれなかった。せめて孫には十分な時間と愛情を注いでやりたい想いがありますね」という声もあるそうです。

さて、そんな2世帯住宅ですが、記事の中にもある、「親の資産が5000万円以上の人」という条件。

これは相続税を考えてのこと。現在、相続税を払っている人は全人口のわずか4%とのことですが、来年度の税制改正で6%程度、都心部では20%にもなるのではと言われているそうです。

これは来年度に予定されている相続税の改正によって、控除額が概ね3分の2に減額されるからです。例えば2人の息子がいる父が亡くなった場合、今までは8000万円の控除がありましたが、これが4800万に減ります。

もし8000万円の相続資産(現金、不動産、証券、保険など)を保有していた場合、今までは相続税がかからなかったのに、これからは生計が同一つまり、同居の場合で330万円、別居だと555万円も納税しなければいけません。

そうです。同居している場合と別居の場合では税額が違ってくるんですね。

これには「小規模宅地等の特例」見直しが関係していて、今までは240平方メートルまでの規模の宅地分については、誰かが同居していればその土地の課税額のうち80%が相続人全員分減額されていました。

しかし、2010年度からは同居している人しかその恩恵を受けられなくなっています。つまり相続を受ける人が一緒に住んでいないと特例は使えない形になりました。 

この同居の家族という部分でもちょっと注意が必要で、完全分離タイプの2世帯住宅だと同居とは見なされないようで、内階段でつながっていることや、扉で行き来が出来るなどの条件が必要です。

実質的な増税にかわりはないんですけど、同時に「親の介護はなるべく自宅で」という国の思惑もありそうです。現在、特別養護老人ホームの数が希望者に対して圧倒的に足りていません。その数40万人で、待機児童数の約10倍にあたるとか。

いずれにしてもメリットの多い二世帯住宅は今後も益々増えそうな気がしますが、二世帯住宅を建てるなら、絶対に鉄筋コンクリート住宅がオススメです。是非お気軽にお問い合わせ下さい。

それでは。

今日もありがとうございます。


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