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くもりのち雨の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後資料作成、銀座計画検討、電気屋さん来社、文京区向丘計画検討、信用金庫さん来社、税理士さんと電話など。

午後は銀座方面へ、業者さんと打ち合わせの後、事務所訪問、その後法務局へ書類受け取りに、帰社後は1丁目のお客様とお電話、西台のお客様とお電話など。夕方は横浜の業者さんと電話、材料メーカーさんと電話、 豊島区駒込計画検討、和光市計画検討など。

予想最高気温は高めだったのに、冷たい雨の月曜日になりましたね。午後に有楽町付近を歩いていたら、何やら長蛇の列があり、先頭を見ると、宝くじ売り場でした。当たると良いですね。

ではこちら。

その名も「便座」=「でかパン」、「ももひき」、「ビキニ」に次ぐ前衛建築が登場―浙江省湖州市

2012年11月25日、中国の「アバンギャルド」建築として注目を集める「でかパン」、「ももひき」、「ビキニ」に新たな仲間が加わった。その名もずばり「便座」である。中国新聞社が伝えた。

上海飛洲集団が15億元(約195億円)を投資して浙江省湖州に建設中の7つ星ホテル「シェラトン湖州温泉リゾート」は、世界的に有名なMADアーキテクツの馬岩松(マー・イエンソン)氏の設計によるもの。

ホテル側によると、湖洲シェラトンは指輪型をした唯一無二の建築物であり、太湖の豊かな水資源を利用し、水の動と静を組み合わせたもので、完成後は世界10大著名建築に申請する予定だという。

北京にある中国中央電視台の社屋ビルは、「でかパン」、「ねじりん棒」、「鳥の足」といった愛称がつけられているが、これを嫌った局側が新たな愛称を社内で募集するに至った。

江蘇省蘇州市で建設中の高層ビル「東方之門」には、その形状から「ももひき」の愛称をつけられ、浙江省杭州市には「ビキニ」の形状をしたスポーツ施設が建設されることが明らかになっている。

上海環球金融中心は「栓抜き」、重慶国泰芸術中心は「火鍋の箸」、稲花香集団の社屋ビルは「酒瓶」と、ここ数年で中国に登場したランドマーク建築は、ネットユーザーによる手厳しいあだ名の洗礼を受けている。
Record China2012年11月26日15時08分
 
なるほど。

今は経済大国となった中国ですから、そこには資本も集まれば、芸術家や技術者も多く集まることになるのでしょう。

どの時代でも建築物は芸術と共に富の象徴として利用されますね。

それにしても、200億円近くもかけたせっかくのシェラトンホテルが「便座」だの、「ももひき」だのと呼ばれては悲しすぎます。が、それが以外にも100年後に評価されていたりする場合もありますから、わからないものです。

ただ、日本の建築関係者としては、実はちょっと羨ましい気持ちもあったりします。

それは、建築に関する法規制などが、日本は世界でもトップクラスの厳しさということもあり、建物の形についてもかなりの制約があるということ。

さらに、地域特性ということもあります。日本ではやはり地震大国という点をふまえた造りになっていますし、暑さと寒さの厳しさという点でも建物を実現する難易度が高くなっていると思います。

私は残念ながら実際に中国における設計や施工を見たことがありませんので、どの程度のレベルかを言うことは出来ませんが、耐震性や耐久性、省エネ性などをどのように考えているのか、非常に興味を持ってしまいます。
 
やはりそういう意味で、現在の日本の建築技術は、厳しい条件や要求をクリアしながらも、デザインを実現することについて、自信を持てるものだと思います。

近いうちに是非一度、中国のこれら建築物を実際に見てみたいと思いますが、少なくとも、私個人的にはもう少し品のあるあだ名を付けていただけるような建物を造っていきたいと思います。
 
それでは。

今日もありがとうございます。

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