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くもり時々雨とか晴れの寒い東京です。
そんな今日は朝から西新宿の現場へ、先日からお知らせしておりました完成内覧会を開催させていただきました。
外気温の低い中、時折雨の降る中ではありましたが、今回も熱心なお客様に多数ご来場頂くことが出来、とても熱い完成内覧会となりました。ご来場誠にありがとうございました。また、すべてのお客様にご挨拶することが出来ず、またおもてなしが行き届かず、大変申し訳ございませんでした。
と言うことで、今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第135回をお届けさせていただきます。厳しい寒さに負けずどうぞお付き合いくださいませ。
今日は弊社でも開催していましたが、週末や連休になると、完成見学会などの折り込み広告が目に付きますね。
家づくりに関心があると、じっくり見入ってしまうものです。実物を見に行ってみたい、でも、見に行った後の営業が怖い・・・。そう思って溜息をついていませんか?
ハウスメーカーが出展している住宅展示場が、広くて豪華に作られているのは御存知でしょう。あの開放感はいいものですが、やはり現実的ではありません。
その点、一般の住宅地にあるモデルハウスは、後々売却する予定で建てているのでまだ現実的ですが、もしあなたが、一番現実的な家を見たいなら、現場見学会や完成見学会がいいでしょう。
施主さんの家族構成や間取りの考え方も参考になります。あなたが子ども連れで行った時の、業者の様子も参考になります。
家を売りたい業者と、幸せな暮らしの場を作ってあげたい業者は明らかに態度が違いますからね。今日お越し頂いたお客様も実践していた方法なんですが、ここで見学に行く時の注意点をお伝えしましょう。
・見学会で何を知りたいのかを、事前に考えてから行く。
・すぐに建てる予定はないことをはっきり伝える。
・頭が混乱するので、一日に何件も見学しない。
・天井の高さは業者によって異なるので、意識して体感する。
(現在の住まいの天井高を測っておくと比較しやすい)
・設備が標準仕様なのかオプションなのか確認する。
・その家づくりに対する、施主・業者それぞれのこだわりとその理由を聞く。
・こまめにメモをとる。などなど。
「家が欲しい」と思い立った時に、まずモデルハウスを見に行く、という人は多いんです。今住んでいる家より、家も設備も新しいですからよほどひどい接客をされない限り、ますます欲しくなります。
その結果、自分たちが本当に求めている家の形に気付かないまま家づくりがスタート。新居に住み始めてから、生活のしにくさに気付いたり、身の丈以上の住宅ローンに苦しめられることになります。
払える額ではなく、借り入れ可能額で家づくりをした人は残念です。ですから、見学に行く前に、ある程度の資金計画をしておくことをお勧めします。
・現在の住まいの賃料・駐車場
・家づくりのための積立額
などを簡単に計算するだけでも、頭金や月々の支払いに使えるお金が見えてきます。
そのとき、後々の修繕費や固定資産税も考慮します。家によって全く違いますが、月1〜2万円位見ておきましょう。
そして「月〇万円以内の支払いなら、今の暮らしを維持できるな」と分かったら、インターネットで試算もできます。
自分たちの予算が分かっていれば、見学の仕方も違ってきます。「これは素敵だけど、我が家には無くても良い設備だな」「この業者が求める客層と、自分たちとはちょっと違うかな」と、シビアに見ることができます。
営業マンが愛想がいいのは当たり前。自社の良さをアピールするのも当然。でも、家づくりの主役はあなたで、実際に家を建てるのは、営業マンではなく大工さん。
一人の印象より、全体の印象の方が大切です。車を買うときでも、営業マンの対応だけでは決めませんよね。通常は求める性能を考え、車種を絞って、比較して、じっくり検討してから買います。
自分が車に何を求めているかが分かっている人は営業マンをよきアドバイザーとして、うまく活用しています。
そんな車のローンは4〜5年で終わりますが、住宅ローンは30年前後。そんないろんなことを考えてから見学に行くと、舞い上がらずに、冷静に「今どきの家」を勉強できますよ。
そんな準備をして、次回の弊社完成内覧会をお待ち頂けると幸いですが、公開しない住宅を個別にご案内させて頂ける場合もございますので、是非お気軽にお問い合わせください。