- ブログネタ:
- RC住宅を建てよう! に参加中!
雨のち晴れの東京です。
そんな今日は朝から渋谷区神宮前計画検討、資料作成、関連会社さん来社打ち合わせ、大田区北千束計画検討、見積作成、タイル屋さんと電話など。
午後は業者さんと電話、ご近所のリフォーム現場立ち会い、文京区向丘計画検討、図面作成、徳丸6丁目計画検討、西東京市計画検討など。夕方はミーティング、内装屋さんと打ち合わせ、豊島区駒込計画検討、西台のお客様とお電話など。
さて、ここでお知らせです。毎度お馴染み、リクルート社から発刊されている「東京の注文住宅」の新刊が発売になりました。是非この機会にお買い求めいただきまして、年末年始のご検討にお役立て頂けると幸いです。
おっと、もしかすると今日から連休ということで、遠出やパーティーなどを楽しまれている方も多いかもしれませんね。とは言え今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第138回をお届けさせていただきます。お時間の許す時にでもどうぞお付き合いくださいませ。
昨年発生した東日本大震災は、本当に大きな災害でした。あなたの親戚やお知り合いの方は大丈夫でしたか?改めて心からお見舞い申し上げます。
実際に現地で見た風景は一生忘れることはありませんし、地元の方々からお聞かせ頂いた貴重なお話も必ず次世代に語り継いでいきたいと思います。(昨年秋の現地視察状況はこちら)あれからもずっと、報道やメルマガのチェックをしていますが、沢山の意見に触れ、考えさせられることも多々あります。
テレビの報道から一つ・・・。
避難所となった学校で、被災した女性の皆さんが、食材を持ち寄って調理していました。廃材を燃料にしたり、流された家屋から調味料を見つけたり。
校庭では、被災した男性の皆さんが、自らトイレを建設中。パワーショベルで穴を掘る人もいれば、トイレの壁を作る人もいます。その手際の良さを見て「おっ、プロがいたのかな?」と、嬉しくなりました。
男女問わず、自ら動くその姿。創意工夫する様子。とても心に残りました。
メルマガからも一つ・・・。
地震発生の翌日、「建設業の人は、今こそ仕事をガンガン取りなさい」というメルマガがあったんです。それに対して、とてもたくさんの批難がありました。
確かに、一見「今のうちに稼げ」という風にも見えます。しかし、そのメルマガが本当に伝えたかったのは「地元の人達を守るのは、これまで地元で家を建てさせてもらっていた建設業者の任務。適正な金額で、地元の気候風土に合わせた家を建てられるのは地元の業者しかいない。悪徳業者が入り込む隙を、絶対に与えるな」ということでした。「絶対に皆を守るんだぞ」と。
阪神淡路大震災を思い出して下さい。不当な金額で食料品などを販売している人がいました。「困っている人の足もとを見る」という行為です。なんだか先日の保険金請求代行などと同じようにも感じます。
適正な金額で、責任を持って仕事をして、相手に喜んでもらう。それがまた、自分の喜びになる。それが、正しい商売というもの。
今回の被災地近辺では、商店は、早朝から営業していました。ガソリンスタンドは、少しでも多くの人に行き渡るよう、給油量の制限をしていました。どちらも、適正な金額で販売することで、消費者に喜ばれています。
地元の踏ん張りは、被災者を勇気づける力を持っています。また、右往左往した印象をぬぐえない政府に対して、凛とした被災者の様子が、世界中の人を動しているようです。
復興にはまだまだ長い時間がかかるかもしれません。また、あなたが住む地域も、今後、災害に襲われることがあるかもしれません。そんな時、「支え合おう」とする地域の力があると心強いですね。
地震大国日本に必要なのは、そんな助け合いの精神と鉄筋コンクリート住宅かもしれません。
それでは良い連休を。メリークリスマス!
今日もありがとうございます。人気ブログランキングへ