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晴天でも強風で冷え込んだ東京です。

IMG_2713そんな今日は朝から西東京市の現場へ、完成内覧会を開催指せて頂きました。
チョ〜寒いにもかかわらず、大勢のお客様に遠路遙々足を運んで頂きまして、誠にありがとうございました。

予想外の大盛況に注目の高さを感じるとともに、関心をもっていただき感謝を申し上げます。

ということで、そんな今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第144回をお届けさせていただきます。寒さ厳しいですが、どうぞお付き合いくださいませ。

さて、「屋上緑化」ってご存知ですか?
ヒートアイランド現象の緩和など、環境貢献のために政府が推し進めていたんですが、今までは、なかなか一般家庭に普及しませんでした。しかし、節電対策にもなるということで、徐々に注目されるようになっています。

まず、屋上緑化の長所ですが、環境への貢献、癒し効果、雨水の流出緩和、夏の断熱、冬の保温効果などが挙げられます。

うちのスタッフが3階建ての賃貸マンションに住んでいた頃、真夏の朝8時には、室温は30度を超え、押し入れの中の布団は、干さなくてもアツアツだったとか。階段を一段上がるごとに暑くなっていたそうです。

そんな経験がある人が多いのか、屋上緑化をした人が驚くのが「最上階の部屋の温度が快適になった」ということ。

エアコンの使用頻度が減ることが節電対策につながり、部屋の熱気を屋外に出さなくなることが、環境への配慮につながります。

また、ペットを自由に走らせたり、子どもが生き生きと遊んだりと、家庭内にある公園として利用する人もいます。ここまでは良いことづくめなんですが、やはり短所もあります。

それは、土や枯れ葉が、雨どいに詰まることがある、重いので構造によっては家屋を傷めないような対策が必要、植物の根が原因で、雨漏りが発生することがある、植物によっては、メンテナンスに手間がかかるなど。

また、台風の影響を受けやすい地域では、風を熟慮する必要がありそうですね。

この屋上緑化は、短所を考慮しても十分に取り組む価値があるとして、助成金を支給している自治体があります。助成額の計算方法は、それぞれ異なるので、気になる方は直接自治体に問い合わせてみるといいでしょう。

このところ、屋上緑化人気の上昇に従って、施工業者が増えています。ただ、どうしても技術の差があり、経験不足な業者だと、家をひどく傷めることになります。ですから、施工実績など、しっかりと下調べをしてから依頼して下さい。

新築したのをきっかけに、花や野菜を育てる楽しさに目覚める人って多いんです。育てることを通して、天気や温暖化のことを考えたり、いろんなことに興味が湧いてきます。

もちろん、屋上緑化が全ての人に合っているわけではないんですが、植物の存在は、人を和ませてくれるものです。あなたの負担にならない程度の「自然」を取り入れることでリラックスできる空間を作ってくださいね。
 
屋上緑化をするなら、鉄筋コンクリート住宅がオススメです。
 
それでは。

今日もありがとうございます。

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