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晴れて益々暖かくなった東京です。
そんな今日は朝から見積作成、金融機関さん来社、信用金庫さん来社打ち合わせ、渋谷区神宮前計画検討、資料作成など。
午後は金融機関、その後練馬区春日町の現場へ、オーナー様に書類お届けなど、帰社後はガス会社さん来社打ち合わせ、文京区向丘計画検討、西東京市のオーナー様とお電話など。夕方は提携会社さんと電話、原稿作成、台東区今戸計画検討、図面作成など。
いよいよ本格的に来てますね、私のスイッチも全開モードですので、お薬を一段上げなくてはいけないかもしれません。
ではこちら。
地下室付きの住宅購入を考える
近隣に迷惑をかけずに楽器を演奏したい、シアタールームやカラオケルームを作りたいなど、音漏れが気になる場合に地下室を検討する方も多いかもしれません。
地下室つきの住宅購入の場合、どんなところに気をつければよいのかをチェックしてみました。
■地下室のタイプはいろいろ地下室のタイプは、大きく分けて全て地下に部屋が埋まっているタイプの「全地下」、半分だけ埋まっているタイプの「半地下」、ドライエリアが設けられている「ドライエリアタイプ」、傾斜地タイプ、ひな壇タイプなどがあります。
それぞれのタイプで、メリット・デメリットは異なります。
一般的に言われる地下室のメリットは、音漏れが少ないことです。
大音量で音響を楽しむ方には理想的と言えるかもしれません。
マイナビニュース 2013年03月07日08時07分
なるほど。
確かに東京などの都心部では地下室の利用を考えたくなるものですが、やはりそこは安易に考えず、その用途やコストなどを十分検討する必要がありますね。
メリットとしてはやはり居住面積が広げられるということでしょう。これは地下室については、全体床面積の1/3までが容積率の計算に算入されないという制度で、容積率の低い地域でも地下室を造ることで居住面積が広げられるというメリットがあります。
ただし傾斜地や高低差のある敷地の場合は、地盤の深さでこの制度をどの位利用できるのかが変わってきますので、専門家に検討してもらうことが必要です。
次に、実は地下室があると地震に強くなるということはメリットといえます。これは地盤の上に載せる通常のベタ基礎の状態とは異なり、地盤の中に基礎がしっかりと埋まっている状態になるため、より安定することになります。
もちろん、記事にあるようにシアタールームやスタジオなど、夢の空間を実現出来ることが一番のメリットだと思いますが、RC住宅なら地上でも可能です。一方でデメリットがあることもしっかりと認識しておく必要があります。
デメリットの一番目はやはりコストですね。一般的にも地下室は割高という認識で間違いは無いのですが、なぜ割高なのかという点は意外と知られていません。
都市部で地下室を造るには、隣地ギリギリの位置に垂直に穴を掘らなくてはいけませんが、そのままでは隣のお宅が崩れてしまいますので、その対策として鉄板などで土を止める、山止め工事が必要になります。
さらに必要な面積+アルファで深さ3mを掘ると、相当量の土を搬出し処分しなければいけません。この山止め工事と残土処分の費用が余計に必要なコストということです。
次に、地下室にはシャワーやトイレなどは基本的に設置出来ません。もし必要な場合は一時的に排水をためる貯留設備や地表へ水を吸い上げるポンプアップ設備などのコストが必要になります。
さらに、換気の難しさや構造上湿度が高くなりやすく、結露の発生やその後のカビの問題もありますし、近年のゲリラ豪雨などで急激に排水が集中すると、道路の下水本管がオーバーすることもあります。
そうなると、どんな排水設備を用意していたとしても、あとは低いところに流れていきますので、万が一でも浸水の可能性があるということは覚悟しておかなくてはいけません。
最後に、地下室付きの住まいをお考えなら、経験豊富な業者さんと相談することをオススメいたします。
それでは。
今日もありがとうございます。
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