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春らしい暖かな東京です。

そんな今日は朝から台東区今戸の現場へ、完成内覧会を開催させていただきました。

絶好の内覧会日和となりましたが、おまけに花粉も多く飛散している中、さらにご多忙中にもかかわらず、遠路遙々足を運んでいただき、今回も大変多くのお客様にご来場賜りまして、誠にありがとうございます。

しかしながら、相変わらず満足なおもてなしが出来ず、申し訳ございませんでした。

また、オーナー様には大切なお住まいをお借りする事をご快諾頂きまして、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。 

さて、そんな今日は土曜日でしたので、家づくり講座第147回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。

今日は住宅ローンについて考えてみましょう。住宅ローンを選ぶ時、「固定金利にするか変動金利にするか」ということで悩む人は多いですね。

最近の実態を見ると、変動金利を選ぶ人は全体の約半分です。住宅金融支援機構のホームページに統計が記載されています。( http://www.jhf.go.jp/about/research/loan_user.html
利用者の動向を知りたい時には、こちらをどうぞ。

さて、「固定か変動か」ということの他に悩むのが、「ボーナス払いをするか、しないか」ということです。

これについては、「ボーナスを当てにすると危険だから、繰り上げ返済に当てた方がいい」「子どもが小さいなら、教育費がかからないうちにボーナス払いを併用して、返済期間を短縮したほうがいい」と、専門家の間でも意見が分かれています。

あなたはどう考えますか?
もし、ボーナス払いをする目的が「借入金額を増やすために」ということなら、それは危険な考え方です。なぜなら、ボーナスが支給されなくなった時に対応できなくなるからです。

「万が一の時は、全部を月払いにしても払える」という金額をまず考えて、月々の負担を少し軽くするという視点でボーナス払いを利用したほうが賢明だと思いませんか?

また、実際に住宅ローンの支払いがスタートすると、「老後の資金や教育費を貯蓄できない」というケースもあります。収入に対しての返済負担率が高い人は、毎月貯蓄する余裕が無いかもしれません。

それに、広い家に住むことで光熱費が増えたり、新しい趣味を見つけたりと、暮し方が変わる事で、支出も変わってくるんですね。

ならば、「ボーナスは、あえて住宅ローン以外の資金として貯める」という方法はいかがでしょう。これから先、住宅ローンの他にも、「老後の資金」「教育費」「車の買い替え」など、まとまったお金が必要になるシーンがあります。

子どもの結婚資金を援助することになるかもしれません。それに、新築して10〜15年後には、壁や屋根のメンテナンスに100万円前後の費用が必要になるかもしれません。

毎月の支払いをしながら、項目別の貯蓄ができる家庭なら大丈夫でしょうが、もし心細いなら、ボーナスをそちらの資金に当てた方が、いざという時慌てませんよね。

あなたが住宅ローンの返済方法を決める時には、住宅ローン以外の資金の必要額や貯蓄の方法を、
事前に家族と話し合っておくといいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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