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朝から雨の東京です。
そんな今日は朝から社内ミーティング、文京区小石川のお客様とお電話、世田谷区代田計画検討、横浜市青葉区計画検討、お問い合わせ対応など。
午後は原稿作成、木製建具メーカーさん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、建材メーカーさんと電話、文京区本郷計画検討、見積作成、住設メーカーさんと電話など。夕方は地盤調査会社さんと電話、提携会社さん来社打ち合わせなど。
予想外にしっかりと降りましたね、気温もあって蒸し暑く感じます。
ではこちら。
耐震基準ない配管や壁の落下で死亡例
おととしの東日本大震災で国の耐震基準がない、建物の天井裏の配管や壁が地震の揺れで落下し、5歳の男の子を含む少なくとも2人が死亡していたことが、NHKの取材で分かりました。
震災から2年余りたった今も、同じような落下事故が何件あったのか十分な調査さえ行われておらず、専門家は、国が対策を急ぐべきだと話しています。
おととしの東日本大震災では、東京・千代田区の九段会館などおよそ2000の建物で天井が落下し、このうち4つの建物で5人が死亡、けが人は70人以上出ていて、国土交通省が、天井の落下防止策を義務づけることを決めています。
NHK newsweb 5月19日 18時52分
なるほど。
確かに震災直後には問題になっていましたが、その後の原因究明や対策といったところでは明確な指針が出ていないようです。
これまでの日本では、構造躯体についてのみ、耐震基準が設けられていて、仕上げとしての天井やその下地までは明確な耐震基準というものはありません。
これまでの建築業界の常識として、天井については構造躯体とは別物として考えられていましたので、もちろん地震によって落下するようなことは考えられていませんでした。
そもそも天井を張るということは、見せたくない構造材や設備配管、電線などを隠すということが目的とされていたり、時には意匠的に見せるために作られるものです。
それゆえに、自重に耐えられるように、平常時に崩れなければ良いという認識だったと思います。
しかし、人の生命に関わる可能性があるような部品ということになれば、それはやはりしっかりと対策をしなければいけません。
日本の建築というのは、よく見ると施行の粗さを隠すための作業が結構多く、そのために余計な工事とそれに伴うコストを建築主に負担していただいています。
それが有無を言わさず当たり前のこととして、設計、施行されてきたので、だれも問題意識を持てなかったのかもしれません。
いずれも日本人の美意識からそのような構造になってきたように思いますが、ちょっと洒落た洋服屋さんや、レストランなどでは、すでに天井が無い状態を格好良く見せているところもありますね。
もし余計な天井を作らなくて済めば、安全確保とコストダウンの両方が実現出来ますので、これから住まいを建てたいとお考えの方は覚えておくと良いでしょう。
お買い得な鉄筋コンクリート住宅ならRCdesignにご相談ください。
それでは。
今日もありがとうございます。
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