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引き続き中休み中の東京です。

そんな今日は朝から厚木計画検討、設備屋さん来社、ガス会社さんと電話、世田谷区代田計画のお客様とお電話、ありがとうございます。 電気屋さんと電話、資料作成など。

午後は図面作成、構造担当と電話、その後金融機関へ、渋谷区神宮前計画検討、お問い合わせ対応、提携会社さんと電話など。夕方は徳丸計画検討、ミーティングなど。

さて、ここでお知らせです。
RC北区DM3お待たせしておりました完成内覧会のお知らせです。

弊社設計・施工による鉄筋コンクリート住宅をオーナー様にお引き渡しさせていただく前に、ご厚意によりお借りすることが出来ましたので、是非この機会にご覧頂きますようお願い申し上げます。

今回ご覧いただけることになった建物は、2世帯住宅+賃貸の都市型住宅になります。

賃貸併用住宅の建物を、実際に見ることが出来る機会はそうはありません。都心からのアクセスも良いので、今からご予定を調整していただきまして、足を運んで頂けるとうれしいです。
 
当日は混雑することも予想されますので、あらかじめご予約をしていただけますと、確実にご案内させていただけます。

おっと、今日からはもう6月ですよ。梅雨の中休みに急いで衣替えをされた方もいらっしゃるかもしれませんね。さて今日も土曜日恒例の家づくり講座第157回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。

突然ですが、家を建てるのに何ヵ月位かかるかご存知ですか?

ハウスメーカーなら2〜3ヵ月、工務店なら半年かそれ以上、というのが一般的でしょう。

ハウスメーカーの家づくりは、ある程度パターンが決まっています。だから作業の効率化を図れて、短期間で建築できるのです。

しかし、実際に作業する下請け業者は大変です。基礎工事など、天気に左右される作業で工程が狂ったら、どこかで帳尻を合わせないといけませんから。

2年くらい前、近所で下請け業者が建築作業をしていました。朝は6時半には来て、夜は10時過ぎまで作業していました。もちろん、土曜日もです。

毎朝のように合うので、自然と挨拶をするようになったのですが、いつも疲れ切った顔をしていたのが、深く印象に残っています。

「この人は、自分が建てた家に愛情を持てるのかな?」

そんな疑問が湧いたこともあるのですが、聞きたくない答えが返ってきそうで、結局聞けませんでした。

最近は『待つ』ことを嫌う人が増えているそうです。なんとカップラーメンを作る『3分』すら待てない人もいるとか。

日本の交通機関は時間に正確だし、宅配便は速さを競っています。相手を待たせないようにする文化が、逆に、待てない人を作っていったのかもしれません。でも、待つからこそ得られるものもありますよね。

例えばワイン。何年も何年もじっくり待ったからこそ、深い味わいが完成します。じっくり熟成させる期間が必要な食品はいくらでもありますが、その味わいを手にいれるためなら、人はじっと待てます。

では、家づくりではどうでしょう。
「いよいよ作業が始まる。1日も早く完成してほしい」とならないと言い切れるでしょうか。

鉄筋コンクリートの構造躯体は、しっかり乾燥させてから次の工程に入らないと予期せぬ影響が出る恐れがあります。

でも、「そんなことして工期が延びたら、お客さんからクレームが来る」と考える一部の業者は、ろくに養生期間を設けず、すぐに次の工程に進みます。そんな人には、数十年後のことまで配慮する余裕はありません。

あるいは、「そこまで考える必要はない」と思っているのかもしれませんね。

過去を振り返ると、あなたにも、「もう少し待てたら、もっと良い結果が出せたのに」という場面があったかと思います。私にもそんな経験はあります。

「とにかく早く家が欲しい」と考えていると、それなりの家しかできません。コストももちろん重要ですが、誰かが決めた増税のスケジュールに合わせることに疑問を持ったり、じっくり計画する時間も大切です。

もし行き詰まったのなら、しばらく計画を止める時間も必要でしょう。一つ一つの工程の確実な仕上がりを、じっと待つ時間も大切ですね。

あなたの明確な目的を達成するために待つのなら、その時間は、あなたにとって必要な時間です。自信を持って、『待つ』ことを選んでくださいね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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