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梅雨の中休み中な東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後信用金庫さん来社、北区田端の現場で消防検査があり、無事合格、千葉県柏市のお客様とお電話、徳丸計画検討、資料作成、厚木計画検討、都市銀行さんと電話など。

午後は補修屋さん来社、関連不動産会社社長と国分寺の不動産会社さん来社打ち合わせ、横浜市青葉台計画検討、図面作成など。夕方は世田谷区代田計画のお客様とお電話、ありがとうございます。渋谷区神宮前計画検討、お問い合わせ対応など。

梅雨入りしてたっけ?という感じの清々しい一日でした。

ではこちら。

求む!建築作業員 低賃金に若者敬遠、コンビニへ人材流出…人手不足深刻

関西圏でも建設作業員の人手不足が深刻化していることが2日、わかった。

東日本大震災の復興工事に伴い、被災地を中心に建設作業員の求人は大きく増加しているが、タイル工やとび職などの技能職は高齢化が進み、十分な人手が確保できないという。人材確保につながる賃金改善も頭打ちで、今後、本格化する公共工事などの需要への対応が懸念されている。

大阪労働局の調査によると、平成24年度の有効求人倍率は建設・土木業界の技能職で人手不足を示す2倍を超える職種が相次いだ。最も倍率が高い「ブロック積み工・タイル工」が6・46倍に達したほか、「とび工」(5・83倍)、「鉄筋工」(4・73倍)など、求職者1人につき4〜6件の求人が集まる状態だ。

総務省によると、建設業の場合、29歳以下の就業者の比率はわずか11・8%と、全産業平均(17・3%)を大きく下回り若者離れが顕著だという。半面、建設業に従事する55歳以上の比率は32・8%と全産業平均を4ポイント超上回り、高齢化に伴う「技能の育成、継承が難しくなっている」(業界関係者)という。
産経新聞 2013年06月03日10時05分
 
なるほど。

もちろんこれは関西圏に限ったことではありません。

現在は日本全国で同じような状況であると思いますが、このことに対して何ら対策がされているわけではありません。
 
もしかするとアベノミクスが唯一の対策だったのかもしれませんが、そんなに簡単なことではないと思います。確かに需要が供給を上まわれば、値段が上がることが想像出来ますけど、貴重な技術を供給するには時間がかかるんです。

そもそも、すでに20年以上前から業界としても問題視していたはずですし、作業員のみならず、技術者や熟練の職人という技術の継承には以前から危機感がありました。

本家バブル景気の時もそうでしたが、景気が良い時は急激に需要が多くなるものの、落ち込む時もまた急激に進むのが建築土木業界の宿命なのかもしれません。

もちろん景気の波があるのは仕方のないことなんですが、人の問題となると、単に工場の生産ラインを調整することとは違い、技術の継承を伴う人材を簡単には増減出来ませんし、するべきではないと思います。

実はバブル以降の日本では、熟練した職人や技術者の保護、育成をしようとせず、逆に職人を必要としなくても生産できるようなシステムの開発に力を注いできたように思います。

それは建築・土木業界だけではなく、いろんな分野で進んだことだと思いますが、日本人のものづくりに対する意識の低下や、価値観の変化ということがあるのかもしれません。

もしかすると、それが技術革新とか言われるのかもしれませんが、究極は人間の仕事が限りなく少なくなるということにもなってしまいますし、日本人の特技とも言える技術の継承と育成をしなければ、ますます日本の立場は危ういものになるのではないでしょうか。

今、国として力を入れるべきことは、各職種の職人をマイスターとして、その地位と立場、収入を保証するなど、安定志向の若者にも魅力のある仕事にしなければいけないと思います。

弊社では美しすぎる職人さんやイケメンすぎる職人さんに技術の継承を行っていますので、興味のある方は弊社HPより是非お気軽にお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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