- ブログネタ:
- RC住宅を建てよう! に参加中!
朝から雨の東京です。
そんな今日は朝からお問い合わせ対応、北区田端計画検討、書類作成、信用金庫さん来社、そのご江東区方面へ、調査と書類受け取りなど。
午後は文京区関口へ、現地調査の後お客様と打ち合わせなど。ありがとうございます。帰社後は文京区向丘計画検討、板橋区双葉町でご検討のお客様ご来社、厚木計画検討、見積作成など。夕方は渋谷区神宮前計画検討、恵比寿2丁目計画検討、ミーティングなど。
台風の影響も有り、本格的な梅雨空になりました。今回は上陸の可能性は無いとのことですが、局地的な大雨などには十分注意してください。
ではこちら。
東京圏で「空き家」が増加、45年間で15倍に--”空き家率”は千葉県が最高
政府は11日、2013年版「首都圏白書」(首都圏整備に関する年次報告)を閣議決定した。それによると、東京圏の空き家は一貫して増加し続け、2008年には45年前のおよそ15倍に当たる約186万戸に達したことがわかった。
東京圏の空き家は、1963年には約12万戸だったが、2008年にはおよそ15倍の約186万戸に増加。一方、空き家率は、1963年の2.6%から1998年には10.9%まで上昇したものの、2008年には11.2%と、この10年はほぼ横ばいの動きとなった。
地域別空き家率を見た場合、首都圏で最も高かったのは千葉県で13.1%。以下、東京都特別区(以下、23区)が11.3%、埼玉県が10.7%、神奈川県が10.5%と続いた。東京23区の空き家数は約54万戸に上り、今後の世帯数の減少を踏まえると、既存住宅地における再整備に向けた取り組みが行われない場合、空き家がさらに増加する恐れがあると指摘している。
マイナビニュース 2013年06月11日19時45分
なるほど。
以前から問題として認識されてはいたものの、記事のような数字を目にすると、建築、不動産業界としてはどうしてもネガティブになってしまいますね。
今年に入ってからはアベノミクスの影響もあり、住宅の購入を検討されている方や、不動産投資、賃貸経営に興味を持たれる方も増えているように感じますが、少なからず日本の住宅事情については現状を認識しておく必要があります。
すでに首都圏では約1割の住宅が空き家の状態ということですので、賃貸経営を考えるうえでは、よりシビアに事業計画を検討しなければいけません。
ここで一点気をつけて頂きたいのですが、このような環境だとつい目が行ってしまうのが、家賃保証とか、サブリース、一括借り上げなどの文言です。
大家さんの心の隙を巧みに付く言葉ではありますが、これらの手数料は、安心料として考えてもあまりにも高いものになると言わざるを得ません。
以前にもお話させていただきましたが、同じ環境でも努力されている大家さんとそうではない大家さんでは、もちろん結果も違ってきますので、まずは自信で努力することも必要でしょう。
一方で、データとしてはネガティブなことばかりでは無く、たとえば高齢者人口は増え続け、2010年の732万人から、2040年には約1.5倍の1,119万人まで増加するという予想です。
また、全国の人口に占める東京圏の人口の割合は、今後も一貫して増加する見通しだそうで、2010年には27.8%だった割合が、2040年には30.1%に達すると予想しています。
さらに、東京圏の世帯数について見た場合、1980年以降は増加し続け、2010年には約1,560万世帯となっていて、今後は2025年にピークを迎えた後、減少に転じると予測していますが、東京圏の高齢世帯のうち、夫婦のみの世帯と高齢単独世帯は今後も増え続け、2030年には世帯数全体のおよそ4分の1となる約370万世帯に達すると見込まれています。
現状の空き家をみると、当然に老朽化していたり、あまりに使い難い間取りだったり、耐震性や断熱性も無く、とても安全快適に暮らせるものではない状況の家も多いです。
国民全体の生活環境を改善したり、街の安全を考えたら、手を付けなければいけない場所もまだまだ多くありますので、意識の高い大家さんが増えてくれることを願っています。
住まいづくりを考えたら、是非お気軽にご相談ください。
それでは。
今日もありがとうございます。