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くもり時々晴れの東京です。
そんな今日は朝から社内ミーティング、その後関連会社さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話、文京区関口計画検討、資料作成、公共機関さん来社打ち合わせ、北区田端計画段取りなど。
午後は世田谷区代田計画のお客様とお電話、ありがとうございます。自転車のタイヤ交換、品川の不動産会社さんと電話、資料作成、原稿チェック、渋谷区東計画検討、プラン作成、資材発注、信用金庫さん来社など。夕方は東計画のお客様とお電話、ありがとうございます。図面作成、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、原稿チェック、文京区向丘計画検討など。
昨日の夜はお月様を見るのを楽しみにしていたのに、残念ながらくもり時々雨になってしまいましたね。これ、もしかすると私が原因だったかもしれません。だって久しぶりに洗車しちゃいましたから。
ではこちら。
両陛下、和洋折衷住宅「聴竹居」を訪問
天皇、皇后両陛下は24日午前、京都府大山崎町で、昭和初期の和洋折衷住宅「聴竹居」(ちょうちくきょ)を訪問された。
聴竹居は、建築家の藤井厚二が1928年(昭和3年)に建てた住宅で、欧米のモダニズムと日本の数寄屋様式を統合したデザインが特徴。両陛下は、夏を涼しく過ごすため天井に窓をもうけるなどの工夫が凝らされた住宅を熱心に見て回られた。
読売新聞 2013年06月24日12時17分
なるほど。
さすが、というと失礼になってしまうのでしょうか。しかしお目が高いというか、両陛下は本当に勉強熱心で国民の模範となるに違いありません。
建築家の藤井厚二(1888〜1938年)が設計建築したこの建物は、和洋折衷の住宅で、日本初の「環境共生住宅」ともいわれており、一番身近な建築・住宅の理想型を追い求めた研究と実践の集大成と言われています。
「其の国を代表する建築は住宅建築である」という名言を残しているだけあって、昭和初期の日本における住まいづくりを追求した建築ではないでしょうか。
藤井さんは環境工学の先駆者として、日本の気候・生活・風土と西洋的な空間構成とを融合させる優れた手法を提示したことでも知られています。
ただ残念なのは、WIkipediaによると藤井さんは約10年間、聴竹居で暮らしていたそうですが、1938年(昭和13年)、住宅建築に捧げた生涯を49歳で終えているそうです。
もし、藤井さんが現代の日本で住宅建築を考えたら、どんなものになったのか、同じ住宅建築を追求する者として、大変気になるところです。
日本の環境は昭和初期からずいぶんと変化してしまいました。気候・風土も生活スタイルも、当時からは想像することが出来ないくらい変わっている現状で、日本に最適な住宅とは何なのか。
熱帯化が進み、より一層地震大国として対策が求められ、都市部の密度が上がっても火災の対策は追いつかず、台風や豪雨、竜巻などの自然災害は確実に増えています。
さらに、国際的にも省エネや資源の再利用など、環境保護が求められる中、安全で快適な住宅を建築しなければいけませんし、もちろんデザイン面でも、クールな日本を示していかなくてはいけません。
その答えが鉄筋コンクリート住宅だと弊社では考えています。
それでは。
今日もありがとうございます。