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雲多めでも暑い東京です。

そんな今日は朝から北区西ヶ原計画検討、渋谷区東計画検討、図面作成、来客、原稿作成、ミーティングなど。

午後は豊島区千川計画検討、資料作成、お問い合わせ対応、台東区上野桜木計画検討、図面作成など。夕方は各種段取り、渋谷区神宮前計画検討、文京区向丘計画検討など。

いよいよ明後日は海の日ですね。すでに海に向かっている方もいらっしゃるかもしれませんが、暑さに負けず土曜日恒例の家づくり講座第162回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。 

さて、今回は、住宅ローンの繰り上げ返済についてお話しましょう。

新居で生活しながら貯蓄をし、繰り上げ返済をする人は多いですね。

繰り上げ返済では
・返済期間を短縮する。
・返済期間は変えず、月々の返済額を減らす。
のどちらかを選ぶことができます。お得感で選ぶのなら、返済期間短縮型がおススメです。

繰り上げ返済は、早ければ早いほど得をするのですが、忘れてはいけないことがあります。それは、万が一のための備えです。

あなたの病気・怪我など、不測の事態に備え、半年程度は貯蓄だけで生活できるような体制を確保してください。

また、今後のメンテナンスに備えた貯蓄をしておくことも必要です。メンテナンスに無関心で、繰り上げ返済を繰り返していると、必要なメンテナンスができなくなるかもしれません。メンテナンス費用をローンに頼らないような資金計画を考えましょう。

ところで、住宅ローンを借りる際、複数のローンを組み合せる人がいます。その場合、金利や残高・残存期間によって、得をする額が変わってきます。

一般的には
・返済期間が長いもの
・金利が高いもの
・借入残高が多いもの
を優先して繰り上げ返済をすると、よりお得です。

ですが、残高が少ないものを終わらせて、月々の負担を軽くしたいという場合もありますよね。そんな時は無理をせず、お得感が減っても、残高の少ないものから終わらせましょう。

繰り上げ返済で大切なことは、お得感にこだわり過ぎないことです。ライフサイクルで確認したように、この先まとまったお金が必要になる時期が来ます。その時に、新たなローンを組む羽目にならないよう、余裕を持った資金計画を心がけてください。

さて、期間短縮をする場合のもう一つの注意点にお気づきでしょうか?それは、「住宅ローン控除を受けるのなら、10年以上のローンを組まなければならないこと」です。

もし税金還付を10年間受けたいのなら、ローンの返済期間に注意してください。これまでローンを支払った期間と、残存期間の合計が10年以上ないと控除対象外になってしまいます。利息の額と、税金の還付額を比較して、よりお得な方を選ぶといいですね。

最後に、「繰り上げ返済の手数料」についてお話しします。手数料は、ゼロから5万円程度必要なところまで、さまざまです。また、繰り上げ返済金額に制限を設けている場合もあります。

住宅ローンを選ぶときには、金利だけでなく、繰り上げ返済についてのチェックも忘れないでくださいね。 

それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。


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